FC2ブログ
2020
05.03

愛の巣 ~lemmmon ver.~

Category: イベント
神尾先生のインスタグラム素敵イラストから。
私もお話書いたよー
(* ´ ▽ ` *)
よろしければ、読んで下さいませ♪











朝日が照らす室内で、つくしはため息をついた。

昨晩、帰宅の遅かった恋人は目の前でぐっすりと寝ている。
その厳しい立場から、優しく起こしてあげたいとつくしは思った。

しかしこの男起きない。

はじめはゆすってみた。

だが起きない。

次に頬をぺちぺちと叩いてみた。

それでも起きない。

なので頬を引っ張ってみた。つねってみた。瞼をむりやり開けてみた。

それでも起きないので、鼻と口を押さえたら勢い良く顔を背けてぶはっっと息を吐かれ何事もなく寝つづけたので、つくしはかつてのメイドだった自分を思い出した。


この男を起こすのには理由がある。
起きて用さえ済めばまた寝ようが構いやしないのだが、この男起きるまでが大変なのだ。


「ふう...」

力技で起こせば、さすがにこの男といえども起きるだろう。
仮にそれで怒ることがあっても、自分ならば本気で怒ることもないはずだ。

けれどそれはしたくないとつくしは思っている。
離れ離れになっていた期間が長かった分、つくしはこの男を甘やかしたいのだ。

「どうにか起きないかな。さすがに仕事のメールが来ているんだから無視はできないし。」

つくしが起こそうとした理由。それはAIからメール着信のコールだった。
男には敏腕秘書がいるのだが、その男AIの利便性ばかりで滅多なことでは電話をしてこない。
つくしと一緒なのを邪魔しないようにとの配慮もあるのだろうが、
本音のところではやっかいごとの一つをつくしに押し付けただけなのかもしれない。


それはそうとして、つくしは男を起こすために男の五感を刺激するものを考えた。

一般的には音だ。耳障りな音を大音量で流せば起きるかもしれない。
だが、これは採用できない。
今の自分は24の女子である。
L.A.での淑女修行に耐えた経験を恋人の前とはいえ、簡単に外すのは本番を想定するとマイナスにしかならない。だったらさっきの窒息はどうなのかと思い出し、ひとり反省する。

瞼をこじ開けても起きないのだから、目はダメだし、嗅覚を刺激するもの...
香水は嫌いだし、冷蔵庫にあるもの…
ねぎはダメだな。あの失敗がよみがえる。おばあちゃんの知恵とはいえあれはあかん。(なぜか関西弁。ツッコミとは言えば関西弁だよね。)
ならば、納豆、にんにく、、


うん。嗅覚も却下しよう。

あとは味覚に(食べ物は誤飲したら危ない)、、、触覚。

ゆすってダメで、ぺちぺち叩いても、つねってもダメだった。

五感使えないじゃんと、つくしがそんな思考に陥っていたところで、ふと顔を上げるとある一点に目が向き視線を逸らせなくなってしまう。

…….

確かにあれを刺激すれば起きるかも。
いやもう起きているんだけど、いや起きるの漢字が違うか。
ってそんなことどうでもいい。

つくしは悩んだ。
淑女か痴女か。

対外的には淑女だが、この男はつくしに痴女を選択するよう求めるだろう。なぜならこの男も健全な、いややや健全すぎる性欲を持っているからだ。
1度の回数を何回にするかで揉めたのはつくしの記憶に新しかった。
つくしもこの歳になりそれなりに知識も性欲も身につけた。
だがしかし、過度の快楽は身の破滅をもたらす。それゆえつくしは気絶するほどの行為を頑なに拒否したのであった。それゆえ行為の回数も制限にかけたのだった。

だからといってその行為自体が嫌な訳では決してない。

つくしは最後に愛し合ったおとといの夜のことを思い出した。

「じゅ、10数えるまでに起きたら、えっ、、ち、したげる、、」


語尾が小さくなったにも関わらず、男の目がカッと開いたのは言うまでもなかった。






◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


それから2時間後、司はタブレットの電源を切りつくしの姿を探す。

つくしはキッチンにいた。


「何してんだ?」
「見てわかんない?じゃがいも剥いてんのよ。」
「わざわざ料理するのかよ。持ってこさせりゃいーじゃん。」

話しながら近づき、つくしを抱きしめた。
人肌が気持ちいい。

「もー、邪魔なんだけどなぁ。」

つくしは言葉こそ邪険にするものの、決して司の手を払おうとはしない。
それが司の頬を緩ませた。

「あんた手料理食べるの久しぶりでしょ。だからいいじゃん、たまにはさ。」

そう言って首を傾げるつくしの顔が可愛すぎて、司は思わず破顔した。

するとつくしは顔を真っ赤にしてしまう。


「その顔はやべぇ...」
「へっ?」
「お前、その顔は襲ってくれって顔だぜ。」
「おっ、おそ?いやいや、おそって欲しくないから、第一あたし今料理中だから!」
「くくっ。」

つくしの必死な顔に司は笑いをこぼす。
つくしはむっと頬を膨らました。

「もう!ほんとに邪魔すんな。」
「邪魔してねーだろ。つうかよ、そこは目を閉じるとこじゃねぇの?」
「目?なんでよ。見えなくなる、、じゃん。」

男はわかってない彼女に行動で示す。

彼女は唇が離れてようやくその意味を理解した。



「…もう一回いいか?」
「…うん。」

「もう一回。」
「うん。」

「もう、」
「じゃがいも剥くから。」

つくしは真っ赤になりながらも視線をじゃがいもへと戻し、司は舌打ちした。
けれど顔には笑みが浮かんでいた。


司はつくしを抱く腕を緩めぬまま、右顎をつくしの左頬にすり寄せる。
タブレットを見ていた時に気づいたのだ。

「ちょ、、痛ったいんだけど。剃り残しあるなら、剃ってよ。」
「メンドー。」
「面倒ってゆーな。あっ!どこ触ってんの!」
「いいじゃねぇか。減るもんじゃねーし。」
「じゃがいも剥いてるんだってば。指切っちゃうって!」
「ちっ。しゃあねーな。」
「しゃあねぇなら、離しなさいよ(怒)」

つくしに睨まれても手を離すつもりない司は、とりあえず直肌を目指した。

しかしエプロンが邪魔をする。


「……」
「……」

エプロンを(破く以外で)攻略したい司と、司の意図が分からないつくし。

お互い黙りあってしまうが、結局はお互いが譲り合った。


「まぁ、触るくらいならいいよ。百歩譲ってだけどね。」
「いいのか?」

思いがけないつくしの許可に、司は本気で驚く。
つくしの甘やかしにまだ慣れてないのだ。

「へっ?う、うん。触るだけでしょ?も、揉まないでよ。指切っちゃうから。」
「おう!危ねーからな。」

ニコっと司が返すが、とんでもないことを口走る。

「それにちゃんと乳首は摘まんでねーだろ?」
「いっ!!」



鮮血に染まるじゃがいも。


キッチンに二人の慌てる声が響く。


「もう!あんたが乳首なんて言うから、切ったじゃないの!」
「関係ねーよ。それに胸揉んだら乳首攻めるのは上等手段じゃねーか。」
「イントネーションがおかしい!常套手段ね。あんた上等って思ってるでしょ。」
「間違ってねーだろ。」
「間違ってるわ!言葉使いも。あんたの考え方も!触るだけって言ったでしょ。乳首なんか攻めるな!」
「攻めてねーよ。我慢してた!」
「じゃあ、なんで怪我したのよ!」


そこでつくしはハタと気づいた。


「コホン。とりあえず乳首って言わないで。意識するから。」
「…意識するか。」
「意識しない。間違えた。はっ、恥ずかしいから、よ!」

さらに真っ赤になって司を睨むつくし。

上目遣いなその顔は司を煽る以外のなんでもない。



が、鈍いつくしも流石にそれには気づいた。


「ゆ、指切ったから、救急箱取って来てよ。」
「…おう。」

司はキッチンを離れて行き、つくしもキッチンペーパーで血を拭き取る。

まだドキドキしているものの、司が離れたことでようやくつくしは一息がつけた。



「はぁ。」


それしか言葉が出てこない。 
つくしは漏らした言葉にため息?と自問し、すぐにううんと否定する。

つくしの口角は上がっていた。

「手料理じゃない、あいつはスキンシップしたいんだな。」


つくしは、司の甘える様を思い出した。


「ふふふっ。」



つくしはくすくす笑いながら、昼食をどうするか考えていたら、ドアの向こうで司の張り上げた声が聞こえる。どうしたんだろう?



「…へ?救急箱、無いの?」

司はスマホを耳にあて、こめかみをヒクつかせていた。

「いや、あるにはあるっつうんだが、どこにあるんだか中々言わねぇんだよ。」

クソッと不機嫌を露にする司。
それじゃ、電話の向こうのメイドさんは萎縮して余計に伝えられないだろう。
いや、単に向こうのホウレンソウの欠落か。


ふむとつくしは納得して、部屋を見回した。
ここでソレが置いてあるなら、怪我をするのはキッチンくらいだろう。



「道明寺、あったよ。」


キッチンからひょっこり顔を出して、つくしが救急箱を差し出す。



呆れた司がスマホをしまい、こちらに向かってくる。

手当てはドクター道明寺にやってもらうかと、つくしは方眉を持ち上げた。











この後は皆さんが想像して下さい。投稿久しぶりなんでこれでギブアップです。( ;´・ω・`)
ちなみに指の切り傷は幅6mm、深さ1mmです。

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村

イベントにお誘い下さったつかつくさんたち、ありがとう。甘くなってるかしらぁ?
*。・+(人*´∀`)+・。*
スポンサーサイト



Comment:6  Trackback:0
2019
09.18

6番目の女でした


こんばんは。
(  ̄▽ ̄)
いつも『甘さとスッぱさと』にお越し下さりありがとうございます。
数あるつかつく二次サイトの中で異彩を放っているこのサイト。ホントに暇でどんな話でもつくつかならOKという寛容な方が来られていると思います。
そうでない方もいるでしょうが、私自身作るお話はどんな方向から考えてんだって思いますから、どうしても私の読者さまは懐がキングサイズなんだろうと思ってしまうのですよ。余談だけど、キングサイズといえば坊っちゃんのベッドだよね~

さて、そんな私が突然の更新。しかもお話ではなく小話。まぁ、つかつくさんなら察しがつくと思いますが…

告知です。
(*´σー`)エヘヘ


イベントリレーに参加しています。

↓バナーではなく文字の方でサイトに飛びます。
(バナーで飛べるようにしたかったんですが、やり方が分からず。諦めました泣))

Merry-go-roundバナー
Merry-go-roud


それで私は6番手の16~18話を担当しました。
みんながタイムリープするなかひとり飛ばないというあまのじゃく。しかもRに繋げるという。また空気を読まずに飛ばしてしまいました。

まだ読んでない人はなんのこっちゃですね。
なのでこの機会に読んでみられてはいかがでしょう?
(*⌒3⌒*)

明日からの19話からはガチリレーになります。
書き手である私たちですら、どんな話がアップされるかわからない。
読者さんと同時にこう展開したかー?!と受け取り、繋げていきます。
このイベントサイト18話まで揃ってから始めたんですよ。だから最後の私もゆっくり、3話に1週間かけて執筆しました。ちなみにみんなは2日とかで書いてました。早くバトンを渡したいとか言って。だから正直この先のガチ。本当に3日間で書けるのかと不安はありますが、リレーをするとなんかアドレナリンがいつもより出るので、なんとかなるかなとも思いますし、なんとかするだろと思ってます。
なにせ私の後に誰かが19話を書くのですから、時間はたっぷりあっただろうけど少し申し訳なかったです。
ぶっ飛んだ話を渡しちゃったなあーと。なのでどうにかしてでも何とかしなくちゃいけないのです。

さて1順目は6番目の女だったlemmmon。
2順目は何番目なのか。それはまだ秘密ですが、私たちは分かりますけど(笑)、回ってきたらがんばります!!
Comment:0  Trackback:0
2019
09.11

Sweet Little Devil 3R ~lemmmon ver~






ある意味自分でも随分と変わったと思う。

だが所詮蛙の子は蛙。

この世界で生まれた俺が、この世界を受け入れただけのこと。

俺の中の闇はどんなに眩い光でも消し去れないということだ。

だから俺は闇をも受け入れることにした。

俺に向けられる光を手放さないために。






_パーティー会場を後にする4人。
司はつくしをぴったりとエスコートしていた。


カツカツカツカツ


振り払ったモノにまたまとわりつかれる怒りも、こいつがいれば俺はコントロールができる。

俺を怒らせた代償は後できっちりと返す。


クッ

だがまずは腹ごしらえだ。




バタン

ブロロロロー


リムジンがゆっくり動き出す。

ここは俺のテリトリー。
いわばクモの巣だ。



パーティー帰り。
リムジンの中で牧野はルーティン通りに動く。

いつもより高いヒールを脱ぎ、爪先を屈伸しては膝を曲げて爪先を軽く揉む。

肩の力が抜けた牧野は安心しきって幼くなり、


_無防備になる。


俺は気づかれないように背中のファスナーを少しだけ下げた。


じっと、牧野が顔を上げるのを待つ。

中途半端なタッチはちょっかいだと思われるからだ。


俺が黙っていることに、牧野なら必ず気づく。


キスをするのに、口説き文句はいらねぇ。

ただ瞳を合わせるだけだ。



クチュ

チュ…


夢中になれば段々とキスは深くなる。
だがここは深くしちゃあいけねぇ。

触れるだけのキスが、牧野をその気にさせる。


「あんたらしくないキス。どうしたの?」
「ん? だってお前は安くねー女なんだろ。俺なりに反省してんだよ。」
「ぷっ。あんたが反省? どの口がそういうこと言うのよ。」

そういって牧野は掌で俺の口を尖らせた。

俺の顔はひょっこりになってるはず。

けどここは真顔だ。
お前みてーな上目遣いなんて俺にはできねーからな。



「じゃあ、許してあげる。」

俺の顔で遊ぶのを止め、キスをしてきた。

俺はそれを受け入れ、牧野に身を委ねる。


チュ

クチュ


牧野から舌を絡ませたが、俺は受け身のまま。

すると牧野が俺の唇を甘噛みしてきた。


「いてぇな。」
「そんなに強くしてないよ。」
「そっちじゃねぇよ。」


牧野はすぐに気づいた。
いつもは関心するくれーに鈍感なのによ。


牧野、お前の目は泳いでるか?

いや、今のお前の目は泳いじゃいねー



俺はバックルを外し、ベルトを抜き、ジッパーを下ろした。

牧野、その先はお前が下げろ。

お前が手を伸ばすなら、俺は腰を浮かせてやる。




牧野はゆっくりとスカートに手を入れ、ショーツを片脚だけを抜き、


俺に股がった。



突き動かしたい衝動をこらえ、牧野の表情を見つめる。


火照った頬。

震える唇。

潤んだ瞳。


牧野の愛撫は俺の心を満たした。


下半身に支配されなければ、俺はこんなにも牧野の愛情を感じられる。


ああ、牧野…


クッ

どうやら俺の理性はここまでのようだ。




カバッ


俺は素早く背中のファスナーを下げ、牧野の首もとにしゃぶりついた。

舌を這わせた音を牧野に聞かせる。

「ひゃっ。」

俺が牧野に覆いかぶさったことで、ムスコが離れてしまったが今は気にしねぇ。

牧野の乳だ。

柔らかい俺のモンを貪りてぇ。

膨らみを手で揉みしだくとドレスの胸元は大きく開き、固くなった先っぽが咥えてくれとばかりに出てくる。


だから俺は貪った。

舐めまわし、吸って、舌で転がした。


牧野は俺の頭にしがみつきながら、震えている。

そして俺にしか聞こえない小さな声で、もっと、もっとと呟いている。


叫んだっていいんだぜ?

ここは俺のテリトリー

聞こえないふりするのも運転手は心得ている。



「はっ… どぉ、みょ、じ…」

はあはあと息が荒い牧野。

口元が色っぺぇ。

「んっ…… ん。はぁっ。っん!」

牧野が俺の肩を小突いた。

「んんっ!!」

また小突く。

「うんんんっ。んっ!」

また。

俺は唇を離した。

繋がった唾液がぱちんと弾ける。

なんとか理性を手繰り寄せた。

火照りまくった牧野の上目遣いはこの上ない破壊力だ。


「はあはあ… はあ道明寺。うんっ。…もういい加減にしてよ。」

口調が元の牧野に戻った。

睨まれていることを意識する。
気を抜くとどんな牧野も俺にはエロく見えるからだ。


牧野が俺の首をしめる。
つーか、そんなか細い手で俺の首は絞められないぜ。分かってんよな。



「ばか。」


チュッ


不意打ちでキスされた。

やべえ。

可愛い過ぎる。

なんだこの生き物。


「もう! あんたはホントにしつこいのよ。」


そう言って、牧野はまた俺に跨ってきた。


「あんたは動かないでよ。あたしがアソコを締めるから。」


何気にすげーこと口にしてるって分かっているのか?


牧野は本当にアソコを締めるつもりで太股に力を入れてきた。

違げーだろと思うが、徐々に本当にアソコが締まってきた。
ああ、牧野もヒクついていたんだな。


はぁっ…
気持ちの良さが半端ねぇ…



「はぁ… 抱き潰されるなんて、とんでもないって、言ったでしょ。はぁ… だから、あんたがイカなきゃ、終われないの。」

息を切らしながら、牧野が愚痴る。

確かにそうだな。

「気持ち良く終わろよ、道明寺。ね?」


クッ、ククッ。クックックックック。



「何よ。嫌なの?」
「いいや。嫌な訳ないだろ。」

嫌な訳。

「お前の我が儘なんだからよ。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「は?! 誰が我が儘?! もう! じっとしてろ。この大型犬!」


ムキになった牧野は真っ赤になり、しこしこと腰を動かし始めた。

動きがいい加減になって、気持ち良さが薄れていく。

やべ、やっちまった。

あとちょっとのとこだったのに、ついからかっちまった。可愛い過ぎんだよなー。ったく。


「俺がやるわ。」
「道明寺は動かないで!」
「ここだろ。」
「やぁんっ。」


ピンポイントで突くと牧野は跳ね上がった。

歯を食いしばる牧野。

そんなに悔しそうな顔すんなよ。
本当に抱き潰すぞ。






てか、軽食はこれくらいにしとくか。

リムジンだしな。


これから黒い闇で一仕事だ。
腹いっぱいじゃ、決断が鈍くなるからな。

しょーがねぇ、腹3分で我慢すっか。


今夜はな。




にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村
ドエロの内容(になってた?)に不快な気分になられた方はすみませんでした。
Comment:4  Trackback:0
2019
09.09

Sweet Little Devil 2 ~lemmmon ver~

komaさんからいただいたお話のつづきです。









_何が寝かせねーよ。

なんっって卑猥な台詞を、フェロモン撒き散らしながら言ってんのよ!!


ったく。

この男は自分が特別な存在だと分かっているから、どこで何をしようが全くお構い無しなのよね。

そして周りもそんな男を止めることはしない。つーかできないし!


だいたいあんた、さっきあたしにプロポーズしたんじゃないの?

それもいきなりなんだけど、なんでその後にベッドインするよーな口説き文句を口にするのよ!

これじゃあ、あたしはプロポーズされた女じゃなくて、たんに持ち帰りされる女になってない?

いや、あたしはそんな尻の軽い女じゃないから!

そうそう股の緩い女だと思われるなんて冗談じゃないわ!!




「お前の股は緩くねーよ。」
「は?」
「口に出てる。」
「マジ? なら丁度良いわ。あんた、あたしに何が言いたいの? 結婚したいの? それともたんにあたしと寝たいだけ?」
「どっちもだ。お前と結婚してーし、お前と寝て抱き潰してぇ。」
「はあ?! ふざけるな!」
「ふざけてねぇよ。至って大真面目だ。」
「あたしはあんたとまだ結婚はしない! それに抱き潰すなんてもっての他だ!!」


パーティー会場の真ん中
(実際には会場の中央からやや後方。だが司のいる場所が会場の中心という意味では違いない。)
参加者全員の視線を浴びる行動に、つくしは羞恥心から我を忘れ、呆気にとられるあきらを横目に、司にとって食いかかった。

当然周囲の招待客も呆然とする。
あの道明寺司に信じられない暴言を吐いているのだから。
しかも道明寺司にプロポーズされていたというのに。


司は先ほどまでの蕩けるような笑顔から一転真顔になっている。

観衆はつくしをなんて愚かな女なんだと思っていた。
(あきらは呆れ、類は肩を震わせて笑っていた。)


カツッ

そこへひとりの女が司とつくしの間へ割り込んで来る。


「牧野さん、あなた非常識にもほどがありますわよ。」

司が目線だけ少し動かし、つくしが顔を向けるとそこには尾崎絢香が立っていた。

「場所をわきまえなさい。司さんに恥をかかせるなんて、あなた彼女失格だわ。」

尾崎絢香は怒りを滲ませながら、つくしに詰め寄った。

尾崎絢香にはこの場面はラストチャンスだったのだ。


だが、


「非常識? 道明寺に恥をかかせる? 絢香さん。あなたもいい加減にして下さい。」
「えっ?」

つくしはギロッと絢香を睨み、つくしに睨まれると思わなかった絢香はその迫力にたじろいだ。

「あたしは道明寺だから何でも許されるとは思っていないから。今ここでプロポーズしたからって、その雰囲気に流されないし、だいたいプロポーズしてんのに、ベッドに行こうぜって可笑しいでしょ? あたしを何だと思ってんだっ。あたしはそんな安い女じゃないのよ!」
「なっ… で、でもせっかく司さんが言って下さっているのに。」
「せっかく司さんが? 道明寺だったら何でも良いって訳? あんたそれって、道明寺のことも馬鹿にしてるって分かってる?」
「えっ? えっ?」

つくしの迫力に絢香は言い返せなかった。
そもそも今までつくしにそんな風に反撃などされたことなかった。

「この男は、あたしじゃないと扱えないのよ! 色仕掛けや胡麻すりなんかで上げようったって、それが普通だと思っている男には何にも響かないの!」
「色仕掛けって、私はっ…」

突然、絢香がガクンッと膝から崩れた。

急なことに驚くがつくしが何とか体勢を崩しながらも絢香を抱き止める。


その時司は会場の奥に視線をやっていた。

そこにはとある初老の男が同年代の男と談笑していた。


「ちょっと、道明寺、力を貸してよ。」
「あきらがいるだろ。」
「そうだった。美作さん。」
「あ、ああ。悪い。」

あきらに抱えられた絢香は意識はあるもののボーッとしているようだった。

「どうしたの突然。」
「さぁな。俺が知るか。」
「とりあえず絢香さん、送らなきゃね。道明寺、送って行ってよ。」
「あきらにさせとけ。」
「司、お前と仕事してるんだろ。」
「そうよ。道明寺、美作さんは何の関係もないわよ。」
「持ち帰いりゃいーじゃねーか。あきら、女好きだろ。」
「俺にだって好みはある。それにこんな女に手出すほど、落ちぶれちゃいねーよ。」
「こんな女って、美作さんも結構失礼だよ。絢香さん、普通に美人じゃない。」


つくしだけが絢香がなぜこうなったのかを分かっていなかった。

司は顎でSPを呼び寄せ、絢香を送って行くように指示をする。

絢香は観衆の目に晒されながら会場を後にした。

観衆は絢香の退場シーンに一時目を向けたが、やはり気になるのは司をはじめとするFlower4の存在。総二郎こそいなかったが、いつの間にか類まで集まってきていた。


「あれ、類。」
「牧野、相変わらず男前だね。」
「は? 何よそ…」

司がつくしを片腕で引き寄せた。

「何よ、道明寺。」
「悪ぃ。確かにお前の言う通りだわ。プロポーズするのにあの言い方はねぇな。」
「そうね。今までで一番最悪ね。」
「反省するわ。でまた改めてするからよ。」
「ん。分かった。あ、花束とかいらないからね。指輪もなくていいし。」
「どっちもプロポーズにはマストアイテムだろーが。」
「あんたどっちも今持ってないでしょ。」
「まーな。」
「それは今回の唯一の良かった点ね。今度もそれはお願いね。」
「今度って、お前、それやりゃプロポーズ受けるって訳じゃねーだろーが。」
「あはは。それは言えてる。」
「ったく。」


和やかなF4のムードに、観衆はつくしの存在をクローズアップする。

F4の中にあって彼らに受け入れられ、物怖じしない性格は己に置き換えてそうそう出来ることではないからだ。


そんな観衆の目を気にすることない彼らは、ほどなく会場を後にする。

だが司だけは出口付近で振り返り、初老の男に目配せをした。


「んじゃあな、司、牧野。」
「牧野おやすみ。またね。」
「おやすみなさい。」
「じゃーな。」


それぞれがリムジンで帰路につく。

二人は知っていた。

野獣がリムジンに乗るまで、爪を隠していたことを。




「ちょっ、ちょっと、道明寺!」






にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村
あれ? Rにたどり着けなかった。
またまた、つづく?
Comment:4  Trackback:0
2019
08.28

Sweet Little Devil ~lemmmon ver~




道明寺のパートナーとして参加したパーティー

だけど道明寺はあたしを仕事の戦力としては見てなくて、その代わり尾崎商事専務の絢香さんと一緒にどこぞのお偉いさんと話中だ。

仕事だから仕方ないにしてもさ、だったらあたしをパートナーにしてほしくないよ。
まぁ、道明寺の言い分も理解できるんだけどさ。


と、ひとり口を閉じることを意識して不満を考えていたら、類が声をかけてきた。

そして道明寺はと聞いてきて、なにやら不満気。

道明寺と話したいことでもあったのかな?

そう思ったけど、どうやら違うみたい。

類が来たことで道明寺もこっちに来ると、なにやら嫌ーなムード。


ひょっとして、あんたたち喧嘩してたとか?!

でも駄目だからね。

ここ、パーティー会場。

あたしは二人に割って入るも、類からあっち(美作さんのとこ)へ行っててと言われる。


うー
本当、二人ってあたしの言うことを聞きやしないんだから。

美作さん、何とかして。



「何とかも何も、流石にあいつらだってここでは暴れねぇよ。」
「会場を出た後はどうなのよ。」
「キレてる程度によっちゃ、殴り合うかもな。つーか、なんでキレてるんだ?」
「類が道明寺に怒っているみたい。仕掛けたの類だもの。」
「類がなぁ… 類が司に怒る理由っちゃー、お前なんじゃねーの?」
「あたしじゃないよ。だって類、ここに来た時から怒ってたもん。」
「んじゃ、単に類が機嫌悪かっただけかもな。あいつだって仕事でいろいろあるだろ。」
「まぁ、それなら良いんだけど… って良くない。それってあたし達に八つ当たりしてるってことでしょ?」
「親友なんだから、八つ当たりくらいさせたげろよ。」
「嫌だよ。道明寺だけで精一杯なんだから…」
「おい司こっち来るぞ。」
「えっ?」

振り向くと道明寺がこっちに向かって来ていた。

「ううっ。笑ってる…」
「いつもの司じゃね?」


「よぉ、あきら。」
「おう。司、類となんかあったのか?」
「類と? 何もねぇよ。」

道明寺の機嫌を探るべく顔をじーっとみていたら、腕の中に閉じ込められた。

「ちょっと道明寺…」
「牧野、結婚しようぜ。」
「・・・・・は?」
「愛してる。」

超絶甘い声であたしを抱きしめる道明寺。

な、なんでまたプロポーズなんてする訳?

「司、あの女となんかあったのか?」
「尾崎アホカのことか? ある訳ないだろ。エロ爺受けしそうだから利用しただけだ。…まぁ、充分役にたってくれたがな。」

アホカって、アホなのはあんただー!

「類とも女とも何もなく、なんでいきなりプロポーズすんだよ。目立ってんぞ。」

そうだここパーティー会場!!
あんた何てとこで言ってんのよ!

「ぎゃあはねーだろ。牧野、ぎゃあは。」
「照れ隠しだろ。お前は本当に照れ屋だからな。」
「何てこと言うのよ道明寺! 人前で言うなってあれほど言ったのにっ。」
「あー、司のプロポーズはこれが初めてじゃねーか。けどよ牧野、周りはそうは思ってねーみてーだな。」
「ま、周り?」

思わず道明寺から離れようとバタバタもがいていた手が止まる。
今のあたしは道明寺の首くらいしか見えず、周りが見えてなかった。

そんなあたしの耳にざわざわとパーティー客の声が届く。

「司、牧野連れて出た方が良いんじゃねーの? でないと牧野もぶちギレるぞ。」

美作さんの忠告にあたしも激しく同意する。
とにかくここから連れ出してくれ!



スッと道明寺があたしから離れ、


!!!!!!

次の瞬間道明寺はぶちゅーっとあたしにのしかかってきた。











尾崎アホカが俺狙いなのはミエミエだった。

うっとおしい女だったが、とある爺があの女を好みだと俺に横目を見せてきた。

爺への手土産として俺はいたんだが、勘違いしたアホカはノコノコと付いてきやがり、予想通りっつーか牧野に牙を向けやがった。

けどそんな見え透いた牙、超鈍感牧野に通じるはずもなく、俺への類の嫌みにも全く気づいていない。

分かってっよ。

類、お前もアホカが気に入らねーんだろ。


ちらっと爺を見ると、期待した顔。
さっきボーイからアホカへとドリンクを渡してた。
アホカを持って帰る気なんだろう。


俺はアホカを置き去りにした。



牧野から唇を離して口元が緩む。

さっきまでが俺の想定内なんだが、ここからは想定外の事態だ。

いくらプロポーズしても首を縦にふらない牧野。

アホカと違って牧野を追いつめるつもりは毛頭なく、プロポーズもそのうちするだろうと気長に待っていた。

だがパーティーのど真ん中で牧野を捕まえ、いつものようにプロポーズを口にすれば事態は一変する。

つーか、俺も早く気づけって自分に言いてぇ。


「愛してる。」

二度目の言葉は声色を意識した。
辺りはシーンとしていて、牧野は固まっていた。

このまま牧野が正気を取り戻せば暴れるんだろう。だがそうはさせねぇよ。

「そんなに見つめるな。もっと喰いたくなるだろ。」

俺は牧野の唇を親指でなぞり、牧野の腰にあてた手を尻の方へと動かす。

首を傾け、たまんねぇなと口パクする。

周囲へのパフォーマンスだが、俺自身もその気になってきた。


「司、ここで牧野のドレス破くなよ。お前目がマジになってるぞ。」
「はっ。」

チッ。
あきらの声に牧野が正気を取り戻した。

「ここでするかよ。他の奴らに見せてたまるか。」
「だから言ったんだよ。早く場所を変えろって。」
「ちょっ、美作さん、何言ってんの?」

腕の中の牧野がまた暴れはじめた。

「牧野、諦めろ。お前が今夜大人しく司に喰われてりゃ、それでみんなが丸く収まる。」
「あたしは生けっモゴモゴ…」

俺は牧野の頭を自分の胸に押しつけた。
片腕だがきっちりホールドした。
牧野の鼻息がふんふんとかかる。
窒息はしねぇはず。

「あきらじゃあな。」
「おう。ちょっとは手加減してやれよ。」
「いつもそうしてるつもりだぜ?」
「ふごふご、ふごぉーーー」

あきらは呆れたように口を歪めた。
フッ。
何を今さら。俺に合わせて、呆れるのは俺の方だっつーの。


「ぷはっ。道明寺!」

素早くキスを返す。
今のは無意識だ。

「行こうぜ。今夜は寝かせねーからな。」


真っ赤な顔でわなわなと震える牧野。

あー、早く泣かせてぇーー!













いかがでしたでしょうか?
つうかせっかくkomaさんが類視点で書いたのを、
思いっきり坊っちゃん視点にしました。
あはは…
いただいたコメントにはさっすが類君なんてありましたが、lemmmonあんまり類を活躍させないのですよ。なのでlemmmonの中ではこう変換してしまいました。せっかく書いたのにkomaさんごめんよ。

ただkomaさんのリクエストはつづきだから、リクエストにはこたえられていない?

…そんなことはないよね。
ねっ?

(  ̄▽ ̄)ハハハハハハ



にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村


Comment:6  Trackback:0
back-to-top