甘さとスッぱさと ... 素肌にシャツを着て90
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素肌にシャツを着て90
2016-10-12-Wed
銀座の高級ブティックでつくしの服を選び、メープルのレストランへとやって来た。

つくしは自分の服は買わなくていいと思ったが、ショーウィンドウで司と自分の姿を見て考えを改めた。(つくしの着ていた服装も悪くはなかったが幼さを隠しきれてなかった)

つくしの服は司が見立てた。

童顔のつくしだが、司のセンスのおかげで年齢相当に見える。いや、年齢相当どころか貴婦人にさえ見える。肌の露出をする訳でもなく、デザインは皇室を思わせるようなたたずまいだ。

支配人に案内されレストランに入った時は、皆の注目を集めた。

それは仕方のないことだ。なにせつくしをエスコートしている男はここの御曹司な訳だし、その男が機嫌よく女性をエスコートするなど滅多にないことだからであろう。

つくしは自分に向けられる好奇の目を覚悟していた。しかし反応は少し違っていた。
つくしに向けられる目はあまり無いように思えたからだ。そんなにこの男の様子はいつもと違うのだろうか。レストランの支配人でさえ呆気にとられていた。

しかし同時につくしは安堵もした。司のスーツが悪く言われるのではないかと不安だったからだ。司のスーツを作るに当たっては相当の気合を入れた。細かいところにまで気を遣った。やり過ぎないかと同僚に何度も相談していたほどだ。だから周りの反応にアンテナを立てまくっていたのである。


「ちっとは肩の力を抜けよ。」

「う、うん。」


司に料理をオーダーしてもらい、ようやくつくしも一息つけた。


「ついあんたのスーツの反応が気になっちゃって。」

「誰もスーツなんて気にしちゃいねぇよ。」

「ムッ!何でよ。」

「良いヤツ着てるからだろ。」

「へ?」

「この俺が良いヤツ以外着てりゃ目立つだろうが、良いヤツ着てるのは当然だからな。つまりそういうことだ。」

「・・・」

「自信持て。」

「うん。ありがと。」

***


食事も終わりレストランを後にする。

そのままメープルの最上階にあるバーにやってきた。

バーでは個室に入った。

個室の中でも部屋は薄暗く間接照明が灯され、2人の距離は必然的に近くなる。

司はバーボン、つくしはアルコール度数の低いカクテルで乾杯する。

アルコールが入り司にしな垂れるつくし。
そんなつくしに司は満足していた。

司はつくしの肩を抱き、つくしは司に持たれ顔を上げる。2人の唇が合わさり2人はキスを楽しんでいた。


ちゅっ、ちゅっ、、
クスクス、、
ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、、
ふふっ。

「「・・・・・」」

くすぐったいよ。クスクス。
だまってろって、、
え~だってぇ、、


「あのさ、楽しんでるとこ悪いんだけど、、」


バッ

つくしと司が振り向くとそこには、知った面々が揃っていた。

とたんに機嫌の悪くなる2人。

ん?2人?

そう司だけならいざ知らず、つくしの表情もブサイクになるほど歪んでいた。


「牧野顔面白いことになってるよ。」

「すげえとこ見たな。牧野も大人になったってことか。」

「悪ぃ。本当に邪魔したな。」


最後に話したあきらは本当に悪いと思っているらしいが、類や総二郎は珍しいもの見たさとニヤケ顔でつくしでさえ軽く殺気を覚えた。


「なんでいるの?」

「俺の彼女が司が女連れでここにいるって連絡くれてさ。そりゃ牧野だろうってこいつら呼んだ訳。」

「司、その女抹殺出来ない?ついでにエロ門もどこかに沈めてよ。」

「そうだな。西門流潰すか。」


思わぬ過激な発言に3人ともビビる。

「ど、どうした牧野?なんかキャラ変わってねぇ?」

「どうしたの?イチャつきの邪魔しといて言う台詞?あんた達なんて呼んでないだけど。」

つくしの反応に司も少し動揺するが、そこはビジネスで鍛えたポーカーフェイスで冷静に過ごす。


「おめぇら何しに来た?」

「何しにって、久々にお前らが揃ってるんだ会いに来たんだよ。」

総二郎の歯切れは悪い。思わぬつくしの毒舌ぶりに牙を抜かれてしまったようだ。


「牧野酔ってる?」

「何よ。飲んでたらマズイ訳?あたしをいくつだと思ってんのよ。」


なるほど酔って人格が変わったか。いや強気になっているのかもしれない。確かに酔ってはいなければこんなに司にべったりくっ付くとは思えない。


「もぉ、あんた達出て行ってよ。ちゅうしてたんだから邪魔なんだってば。」


司は感動していた。まさかつくしからこんなセリフを言われる日が来ようとは。なので司のポーカーフェイスは徐々に剥がれ落ちてきていた。


「司、顔緩みまくってるぞ。」

「きっと今死ねたら思い残すことはないんじゃない?」

「うるせぇよ。」


類の言葉も司にはどこ吹く風だ。それくらいご機嫌になっている。


「つくし、上の部屋に行くか?」

「行くぅ。」


猫撫で声でつくしが答える。もはやシラフでは無いのは明らかだ。


司は鼻息が荒くなっている。3人は見たくもないがきっとギンギンに戦闘態勢になっているんだろうと思ってた。


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つくしの反応違い過ぎる?
普段ツンデレが8:2のとこが3:7くらいになってるのかな〜←デレが逆転!
ま、坊ちゃんへのご褒美と言うことで。
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第五章スーツに愛をこめて cm(4) tb(0)
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Re:

マジすか?
デレつくしOK('◉⌓◉’)?!

私は書いた時、んーやっぱりしっくり来ないなと思っちゃいました。
いえつくしがデレしない訳はないと思うんですが、なかなかピンとこなくて。

他の方は司の妄想とかであるみたいですね。
でも実際付き合ってるならどこかで必ずデレるでしょう。

うん。よし!また書こう。
ありがとう!!

lemmmon

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Re:

こんばんは〜
もうすぐ寝落ちしそうだけど、なんとかまだ起きて返事してます。
(*'▽'*)
私の書くつくしを褒めてくれてありがとう。
他の2次様を読んでてモヤモヤしていた類友が出来たようで嬉しいです。
類友って、類が好きな友じゃないよ。
いや花男の類が嫌いじゃないんだけどね。
私的には普通というかキャラ愛ランキングでは高くないです。
もちろんランキング1位はつくし!2位は司です。3位は桜子。以下は省略〜
そんなつくしの可愛いとこ書きたくなったなぁ。
コメントにはこんなパワーもあるのね。
よっしゃ。寝落ちするまでちっとやりますか☆
lemmmon
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