甘さとスッぱさと ... 素肌にシャツを着て91
プロフィール

lemmmon

Author:lemmmon
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

<< 素肌にシャツを着て92 main 素肌にシャツを着て90 >>
素肌にシャツを着て91
2016-10-12-Wed
司とつくしがバーを出て行き、3人は個室に残されていた。


「何か牧野すげえ変わったな。えっと何年だ?会ってないの?」

「こないだ会ったじゃん。」

「そうじゃねぇよ。類お前分かって言ってるだろ。」

総二郎は動揺が激しく来た時のニヤケ顔はどこかへいってしまった。自分の彼女を本当に抹殺しないかとさえ思ったほどだ。

「約7年ぶりだろ。そりゃ7年も会わなきゃ牧野だって変わるさ。」

あきらは一見冷静にみえるが、やはり動揺はしていた。

「んー、まぁそうだね。7年か、変わるだろうね。」

しかし類は飄々としている。あまり、と言うか動揺してないようだ。

「類、お前何とも思わねぇの?」

「驚いたよ。牧野も大胆になったね。」

クスと笑みを浮かべる。

「なんだよ。その想定内みたいな態度は。」

「まぁ、予想は出来るよ。確か牧野って男の職場だよね。」

「はぁ?」

「確かにテーラーやってるからそうだな。それが関係あるのか?」

「男ばかりのところにいるんだ。男の対応も覚えるだろ。男っぽくなるっていうかさ。それが当たり前になる。」

あーと納得する2人。確かに男慣れしている奴ならば、あのあしらい方をするだろう。とは言え牧野は別の意味でのあしらいだろうが。


「それにさ、もうすぐ司もここに来ると思うんだよね。」

「何でだよ。」

「それこそ、牧野だからかな。総二郎、俺知らないからね。司多分すっごく機嫌悪いと思うよ。」

「はあ?」

総二郎は何のことだか分からないようだが、あきらは気づいた。確かにつくしならばああなるだろう。


***


「司来ねぇじゃないか。はぁ、今日は帰るか。」

つくし達が出ていって約2時間になろうとしている。

「そうだね。ちょっと電話してみようよ。」

「おい。余計邪魔することになるぞ。」

「多分邪魔にはなんねぇよ。」

「お?あきらは気づいてたんだ♪」

「どういうことだ?」

「多分・・

「あ、司ぁ?はは、やっぱ機嫌悪いね。牧野寝てんでしょ。1人でモンモンするくらいならこっち来なよ。」

類の話声で総二郎も気づく。そうだつくしはめっぽう酒に弱かった。ならば恐らくどういう状態になっているかというと、、

「お、おい類、やめとこうぜ。」

「まさか寝てんのに襲ったりはしないでしょ。ま、やんないと思うけど結構キツイよね。」

類の携帯からは恐ろしく低いトーンの声が漏れ聞こえた。


「来るって司。」

「お前なぁ、司を煽ってんじゃねぇよ。」

「ん?だって面白いし、司牧野を独り占めしすぎでしょ。」

「だからってよ。」

「俺は知らねぇかんな。流血にはなんなよ。」


あきらの言葉に総二郎はビビる。

「クス。なんないよ。司だってそんな馬鹿じゃない。だってあいつ道明寺の副社長でしょ。副社長の考え聞きたいじゃん。」


それから10分後になってようやく司が個室に戻って来る。

「やっと来た。」

「・・・・(怒)」

「よ、よう司。牧野はどうした?」

ギロッと睨む司。

「ああ?どうしただぁ?スヤスヤ寝てるって言やあ満足か?」

「そんなことねぇよ。そっか牧野寝ちまったか、ハハ」

ドカッとソファに座る司。機嫌はマックスで悪いようだ。

「とりあえずさ、どうなってんのお前達?」

チラッと類を見る司。その視線は鋭く類でなければこんな軽口で聞けないだろう。

「まだ何も決まっちゃいねぇよ。」

「結婚しないの?」

「するに決まってんだろ。」

「じゃあ何でつまづいてんのさ。牧野絡みだとは思うけど。」

「感づいてるなら聞くなや。」

「遅いんだもん。それに知りたいし。言っとくけど機嫌の悪い時を狙った訳じゃないからね。司先月には帰国してたよね。なのに電話しても出ないじゃん。秘書に連絡したら超絶機嫌が悪いって言うしさ。牧野と何かあるまでは待ってやったんだよ。一応。」

はぁーと長く息をつく司。類をはじめこの3人が自分達を構わない訳はないことは理解していた。それだけつくしは他の人とは違う存在なのだ。

「あいつと再会したのは一昨日だせ。まだこれからの事を話しちゃいねぇ。堅苦しい話の前にいちゃついてんだよ。」

「ふぅん。そうなんだ。ずいぶん会うまでに時間がかかったじゃん。」

「しょうがねぇだろ。あいつが来るのを待ってたからこうなったんだよ。」

「どうゆう事?」


それから司はつくしにワイシャツをオーダーさせたこと。それも暗にスーツを作るように仕組んで貰ったことを話した。


「へぇ。じゃ今牧野はスーツやってんのか。テーラーとしてやれてるんだな。」

「それがあいつの望みだからな。」


その言葉は類とあきらは司が何をしようとしているか感づいた。


「で?それからどうするの?」

「それからって?」

総二郎は分かってない。まだ動揺が後を引いているらしい。

「ブランドを立ち上げようと思ってる。」

「へぇ。それで。」

「は?どういうことだ?話が見えねぇぞ。」

「総二郎ちょっと黙っとけ。」


あきらに言われ、お前は分かるのかよと総二郎は不満顔だが、どうやら分かってないのは自分だけらしい。


「俺と結婚するならば今の店を続けることは無理だ。だがあいつのキャリアは無駄にしたくねぇ。もちろん意思もな。だから俺のブランドを作るんだ。で、テーラーはあいつだ。」

「ふぅん。そしたら俺も客になって良いの?」



↓ランキングに参加してます。

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村


ごっめ〜ん坊ちゃん、ご褒美に取り上げちゃった。
司を懲らしめてってコメくれた方、こんなんはどうでしょうか?
え?まだまだ。
うーん。じゃもうちょい考えてみます。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

第五章スーツに愛をこめて cm(4) tb(0)
Comment
 

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: たりなーい!!

そ、そうっすか。
(^◇^;)

私が書いてないだけで司も大変だったんだけどな。
まぁ、つくしLOVEなご意見は尊重します。

どう書こうかな?

lemmmon

Re:

そう(๑╹ω╹๑ )!

そうそうそう。

激しく同意見です!!

もし、つくしが友人なら彼氏じゃないんでしょ止めときなって言いますよね。

つくしがどーでもいいならふ〜んって無関心か、男に振り回されて馬鹿な女〜くらいに思うかも。

そして、そんな男もな〜といい気持ちになりません。

三角関係とかって話を盛り上げるとこはあるけど、嫌な気持ちにしかならないんだよね。後味悪いし。

そんな話が多いのでブログを始めちゃった経緯もあります。

それに、、、

ダメだ他の人の非難になっちゃう。

そこは自由な意見を批判してはダメですね。

自分の好みは言っていいけど、強要してはダメ。

そんな気持ちも分かりますけどね。

類友ができて私も嬉しいです。
これからもブログに来てね。

lemmmon
Trackback
この記事のトラックバックURL
http://lemmmon.blog.fc2.com/tb.php/101-221475a6
| |