甘さとスッぱさと ... クリスマス in NY
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<< スッピン14微R main 23:55のクリスマスイブ >>
クリスマス in NY
2016-12-26-Mon
後半に大人の表現があります。
パスを付けてないので苦手な方は読まないで下さい。
自己判断で読み進めて下さいね。




とある街の住宅街

夕方のまだ明るい時間に一台のワゴンが到着する。

その中から降りて来たのはゴリラの着ぐるみにサンタの衣装を着た大男とウサギの被り物をした小柄な女。

ゴリラは白い大きな袋を担いでいる。

サンタクロースのプレゼントだろうが何故ゴリラなんだろう、、

目撃した人に疑問を与え二人はある民家のチャイムを鳴らす。

ブー

「は~い。ワァオ!本当にその格好で来たのね。さぁ、入って。」

家人に招かれた二人は家の中へ入って行く。

どうやら事件性は無いらしい。

そんな風に思われるのも仕方ないのかもしれない。



***


バサッ

「はぁ、暑っちい。茹で蛸になるぜ。全く。」

文句を言って着ぐるみの頭を取ると出て来た頭はくるくるパーマ。

「似合ってるのに。だってあんた野獣じゃん。」

そう言う女はウサギが気に入って被り物を取ろうとしない。

「副社長に野獣なんて言えるのは奥様だけですね。」

グラスに入った飲み物を持ってきたのはこの家の娘だ。とは言え娘は結婚して今はこの家に住んではいない。

「おい、こいつにアルコールは渡すなよ。」

「ちょっとそんな言い方しない!来年招かれなくなったらどーすんのよ。」

「良いじゃねーか。来年はガキがいるんだ。邸でするに決まってんだろ。」

そうウサギ女はおめでたしていた。

来年の夏には母親になる。

だからこんな風にクリスマスに招かれることはもう無いだろう。



ここはNY

道明寺ホールディングスの中枢だ。

副社長として力を付けた男だが、女をやっと手に入れた今その幸せを維持するためにもより強固な力が必要だった。

女にとっては慣れない外国暮らしでストレスも与えてしまっているだろう。

なので男は女の我儘を断ることは無かった。

その前にこのウサギ女は男に我儘を言うような女ではなかったから、男としては貴重な我儘に飛びつかない訳はない。

しかしその我儘はクリスマスを招待された家で過ごすと言う物だった。

その家族は女と親しかった。

彼に嫁いで来たNYで初めて親しくなった友人で、一般の人だった。

NYの一般のクリスマスを経験したことのない女にとってその招待は断るはずなど頭になかった。

その家族と知り合ってからずっと楽しみにしていたのだ。

アメリカではクリスマスは恋人よりも家族と過ごすことが多い。

家を出た子ども達も恋人を連れクリスマスには家に戻ってくる。

そこに帰る家のない友人がいれば招待して家の暖かみを分かち合う。

素晴らしきアメリカの家庭がクリスマスには見られた。

女は男に嫁ぎセレブリティになった。

しかし女は家庭の暖かみを男と分かち合いたかった。

広大な邸に居住し、クリスマスも体感ならば快適な温度で過ごせるだろう。

しかし人の暖かみはそんなものでは得られない。

男もそのことは知っていた。

そしてこの女はそれを与えてくれる唯一の存在であった。



「大丈夫です。奥様にはペリエを用意しましたから。それなら雰囲気を壊さないでしょう。」

「シャロンさんありがとうございます。」

「いいえ。奥様はマイダーリンのボスですもの当然ですよ。」

「ボスかぁ、、」

「それと私の母の友人。」

そう言って娘が母親にウィンクする。

「そうよ。つくしは私のディアフレンド。天使を宿したつくしとクリスマスを迎えられてこんなにハッピーなことはないわ。」

「センキューベス。」

そうしてハグする二人。

だがそんな二人を睨む男。

この男の嫉妬対象者に性別は無いらしい。





料理の準備が整うとテーブルを見て顔を綻ばせる女の姿があった。

ウサギの被り物は食事に邪魔になると言われアッサリ外す。

そんな様子に男も優しい顔を見せた。


ローストビーフ
ホースラディッシュのソース
マッシュポテト
人参やインゲンのソテー

アメリカでは一般的なメニューが並ぶ。

「チキンじゃないんだね。」

「あらつくしはチキンが良かった?」

「ううん。そうじゃないの。日本ではクリスマスと言えばチキンだからそう言っただけよ。」

「そうですね。日本ではファストフードのチキンを食べますね。」

そう相槌を打つのは女の秘書。この家の婿殿だ。

「それって凄く変ー」

「そう?」

「だってサンクスギビングにもターキーを食べるのよ。なのに買ってまでチキン?嫌にならない?」

「日本にサンクスギビングはねぇよ。」

「えっ、そうなんですか?」

「ああ。似たような祝日はあるがこっちのサンクスギビングほどは祝わねぇな。」

「ターキーも食べないよ。だからどっちも楽しみだったんだ。でもこのローストビーフ凄いねーこんなに大きく焼くんだー」

「邸でも言やあ焼くどっちも思うぞ。おめぇは遠慮しすぎなんだよ。」

「遠慮はしてるけど、まずこういうことを知らないから。ね?」

そう。アメリカの家庭を知る。

郷に入りては郷に従えを実践する女だった。

だが男は女がしたいようにやらせているだけであって、細かいことはどうでも良かった。

女の笑顔さえ見れればそれで良いのだ。




和やかに食事が進み、辺りはすっかり暗くなって来ていた。

「ふぁあ、、」

お腹を満たした女は思わず欠伸をしてしまう。

「そろそろ帰るか。」

「んー、そうだね。でもあたしまだ眠くないよ。」

「そうか。じゃ邸で二次会といこうぜ。」

「あっ、やっぱり眠いかも。ぐー」

「てめぇ、、」

あはははと笑い声が響く部屋。

暖炉の前のクリスマスツリーがキラキラと輝いていた。

「迎えの車が到着したようです。」

スポッ

「準備オッケー。」

ウサギの被り物をして女はポーズを決める。

「・・・」

男はゴリラになるつもりは無いらしい。

「まぁ、外も暗くなってますから大丈夫でしょう。・・・SPも居ますし。」

知りませんよと言う顔つきの秘書に女は男にゴリラの頭を被らせる。

「おい。」

「何よ。」

「チッ、何でもねぇよ。」

「よし、じゃ帰るわよ。ベス、シャロン、岩元さん今日はお招き頂いて本当にありがとうございました。」

「いいえ。私達も楽しかったわ。来てくれてありがとうつくし。」

ふふふっと笑う女に、男は俺は無視かとブツブツ不満そうだ。



***


帰りの車はリムジンだった。

変装は意味をなさないが男は譲らなかった。


ゴリラの頭を取り女を見る。

女は男に寄りかかり寝息を立てていた。

そっと起こさないようにウサギの被り物を外す。

火照った顔は赤みを帯びて男の庇護欲を掻き立てる。

「眠たくねーんじゃねぇのかよ、、」

スースースー

「まぁ、妊婦は眠くなりやすいらしいしな。」

スースースー

「予想はついたしな。けどよ、そろそろ良いんじゃねぇの?はあ、、おめぇとやりてぇ、、」


女の妊娠が分かってから男はずっと我慢していた。

早く安定期になれと毎日カレンダーを凝視していた。

妻である女以外のものなど体は受け付けない。

確かめる必要などない確定事項だ。



邸に到着し、男は女を抱えて部屋に進むとベットの上で女が目を開ける。

「起きたのか?」

「ううん。起きてた。」

「は?」

「あんたシたいの?もう我慢は無理?っていうか、なんで我慢してるの?」

「なんでっておめぇ俺のガキを妊娠してるじゃねえか。」

「そうだね。でもさ妊婦ってさやっちゃ駄目ってことないよ。」

「そうなのか?」

「激しいのはダメだけどね。スローセックスなら良いんだって。」

男は固まっている。

激しいセックスは男の代名詞だ。

それで無理だと思っているのだろうか?

女はブラを外した。

男は驚き、その様子をジッと反らせないでいる。

ワンピースもショーツも脱ぎ捨て女は一糸まとわぬ姿だ。

膨らみかけたお腹に目がいく。

自分の分身が見ている中でのセックスに躊躇した。


「どうしたの?しない?」

「・・・ガキに影響しないか気になるんだよ。」

「じゃあ、、、さ。」

「ん?」

「じゃああんた、あたしにヤラレてよ。あたしに乗っかられて、、動いちゃダメよ。」

チュッ

なんてことないキスだが、男には感電したように動けなくなる。

女に手を引かれベットに横たわる。

女は男のスラックスを脱がし始めた。

男はそんな女に酔い潰れることを確信する。

「うっ、、」

ゆっくり女が身体を沈めて来た。

久しぶりの快楽に男は身ぶるいする。

「司、、愛してる。」

「俺もだ。俺も愛してる、つくし!」

「二人で過ごす、、はっ、クリスマスは、、あっ、愛し合わなきゃね、、」

「ああ、、そうだな、、つくし、無理してねぇか?」

「はあ、、無理、、させて、、ああん、、大きい、、、で、も、、気持ち、、いいの、、あん、、」

「俺もだ。動いちゃダメか?」

「ダメ、、、あたしがあんたを抱くの、、あっ、、司、、あーん、、んっ、」

「おめぇに抱かれるか、、たまんねぇな、、」

「ダメ、腰を上げないで、、」



女の主導権はここまでだった。

だが男は優しかった。

自分の子を宿した女に無理はさせず、それでも大量の種を女に送った。


女が受け取ることを知ってるから、、



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うーん、また間に合わなかった。
新婚のクリスマスです。
ちょい予告も入ってます。

NY暮らしなど経験の無い私。
この話は花とゆめコミックのサイファ(成田美奈子作)を参考にしてます。
その妄想も良くしたなぁ、、
アニスとロイは結婚したよね。
分かる人いるかなぁ?





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