甘さとスッぱさと ... 素肌にシャツを着て17
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素肌にシャツを着て17
2016-09-05-Mon
「何それ?」

「あ、えっと何て言うかね…  ゴニョゴニョ」

類の口調は怒りがあった。誤解を招かないように思うつくしだったが、司の言葉を思い出し赤面する。

『おめー、パーティー嫌いだろ?無理して引っ張りゃしねぇよ。それにあん時だって、俺に合わせずにしたから、今うまくいってんじゃねーの?』と、セックスのことを引き合いに出されてしまった。

そう、あのドタバタな初体験から二人は、至って普通なカップルの様にセックスライフを送っていた。

赤面するつくしに、類は司との仲違いをしている訳ではなさそうだと安心するが、今度は司の意図が分からず眉根を寄せる。

「ふぅん。ま、ヨロシクやってんならいーや。」

「ヨロシクって…」

つくしは真っ赤だ。相変わらず初心だなと類は呆れるものの、変わらないつくしに安堵する。

*****


つくしを送ったその足で類は司のところを訪れた。

しかし、司は会社に不在だった。

「牧野に聞けば良かったな。」

あの後、つくしから極秘メールのことを聞いていた。司の甲斐甲斐しさに、相変わらずだと思う反面、やはり司の行動には納得いかないことがあった。

帰ろうと踵を返したところ、ある男が目に入った。

どこかで会っている。どこだ?

何となく違和感を感じる。

その男は40代だろうか、背は170ほど、やや小太りで容姿淡麗という訳ではない。普通のサラリーマンに見えたのだが、普通のサラリーマンを類が知っていることがおかしい。

類は、敢えてその男とすれ違おうとした。
話しかけようかと思った時、その男が類に気づき、軽く一礼をして去って行った。

司と関わりがあることが、直感的に分かった。

胸元のネームプレートを見る。

「岩元輝か。」


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