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スッピン17
2017-01-06-Fri
既存の施設名が出てきますが全くのフィクションなのでそこはご理解下さい。





つくし達が帰国した週末、女性週刊誌に司の記事が掲載された。

日本武道館に視察に行ったアレだ。

記事にはイベントも執り行われていないのにも関わらずSPを大勢引き連れてあること。そしてSPの中に女性がいた事などが書かれていた。


「この女性SP誰かに似てませんか?」

「どれ?」

「この人です。カメラ目線の人。」

「んーピントが合ってないし分からないよ。誰だと思うの、桜子?」

道明寺邸へと向かう車中、桜子と滋はその週刊誌の記事を見ながら話をしていた。

「先輩だと思います。この女性SP達皆小さいですよね。囮になることも想定してるんじゃないでしょうか?」

「あーなるほど。いざって時はつくし代役のSPで避難とかってことね。それでもコレは本人じゃないでしょ。」

「いえ本人だと思うんです。SPならばいくら先輩の体格に似せてるとは言え訓練してるでしょうから、ここまで露骨にマスコミの方を向かないと思うんですよね。先輩だったら見てしまうんじゃないかと。」

その理屈に滋は苦笑いだ。確かにつくしらしい。

「なるほどね。じゃあつくしがいるからそんな人数になったってこと?」

「それは武道館を使用するのもあると思います。実際、アポはあるんでしょう?」

「まぁね。」

滋は日本武道館の理事をしている。つくし達が入籍して二週間後ようやく使用の許可が取れた。

通常は武道館のアリーナは半年以上前から予約をして、その使用目的などを理事会で判断する。道明寺サイドから使用の許可申請があったのはその二週間前つまり二人の入籍直後だ。

滋は岩元から使用することは聞いていたのだが時期が未定だった。二人が入籍しなければ日時を確定出来ない。

いくら滋と言えど理事会に何度も口利き出来ない。やきもきしながら滋は二人の入籍を待っていた。

そしてやっと日時の打ち合わせが出来自分の仕事が出来た。滋はやっと安堵することが出来たのだ。

「先輩、滋さんがいると思ったんじゃないでしょうか?」

「へ?そうかな?」

「考えそうじゃありません?」

「そっかぁ、、そうなのかな。」

滋は嬉しかった。つくしに避けられてたのはもう過去なのだと思えたからだ。

「でも、司には言ってないからなぁ。黙ってなければ良かったかも。」

「言ってなかったんですか?」

「うん。なんか蚊帳の外にされちゃったからさ、やり返したい気になっちゃったんだよね。」

「・・・上手くいくとは思えませんよ。」

「やっぱり?いつ言おう、、司キレちゃうかな?」

「案外知ってるかもしれませんよ。滋さん他の方々にまで黙ってないでしょ。」

「そうだと良いけど。」


そんな会話をしていると道明寺邸に到着した。


桜子と滋が車を降りるとそこにつくしの姿は無く代わりに岩元が出迎えた。

「こんにちわ。お邪魔します。」

「いらっしゃいませ。大河原様、三条様。」

「岩元さん、つくしはどうしたんですか?」

「奥様は今動けないため部屋でお待ちです。」


「「動けない?!」」

二人は声を合わせてしまった。


部屋へと向かいながら岩元は説明を行う。動けないというがどうやら怪我とかではないらしい。あることを施術しているという。

「施術?エステかネイルですの?」

「まぁ似たようなものですね。宜しければお二人の意見もいただきたいと思ってます。」

「はあ、、」

「えー何だろ。ちょっとワクワクするね。」

「私はサプライズされるのは、、」



コンコン

「奥様岩元です。大河原様と三条様が見えました。」

「はーい。」


ガチャ


「え、、」

「わぁ、可愛い~つくし似合うよ~」

そこには施術されているつくしがいた。








つくしは、




ボディペインティングをされていた。



二人の女性に左肩から左腕にかけてペインティングされていた。

ホワイトとシルバー、そしてピンクを用いて花と蝶のモチーフを描いていた。


「ボディペイントですか。確かにプライドでも見かけます。でもそれはワンポイントですからこれはちょっと大きいですね。」

美容業界に詳しい桜子はその着眼点に感心しつつ、その意図を確かめようとする。

「ええ。ワンポイントだと余り意味を成さないのです。ペイントに眼がいくようにしなければなりませんから。」

「え?どういうこと?」

滋は分からないようだが、桜子はその言葉から岩元の狙いを推測し、仮定を作れたようだ。

「先輩を隠したいのですか?」

「へっ?隠す?何で?」

「そうなの?」

滋はともかくつくしも分かってない。

「奥様、インとオフの話はなさったではないですか。」

「あーそれか。なるほどーじゃこれはオンなのね。」

「イン?オフ?つくし何言ってるの?」

滋の疑問は最もだ。しかし桜子は黙って話を聞いている。

「あのねー道明寺夫人のオンとオフを分けるんだって。オンのときだけ頑張って、オフのときは力を抜くの。」

「それって、、、」

滋は分かっているのだが、上手く説明が出来ない。だから桜子を見て言ってとアピールする。

「道明寺夫人というキャラクターを作るのですね。それで道明寺夫人としてのスイッチを先輩にも分かりやすくするということでしょう。オンの時だけならば先輩も道明寺夫人として力が入れやすいですし、先輩のキャパシティを超えることはないと思います。」

桜子は一気にしゃべり少し興奮しているようだ。

「つくしのことを考えてってことだね。さっすが司!!」

「ええ、ほんと道明寺さんには頭が下がります。ここまで先輩のことを考えて下さったら、放ったらかしだことはもうチャラにしても良いです。」

「え~それは早くない?」

盛り上がる友人二人をよそにつくしは動けないストレスを感じていた。

動けないのも疲れるのである。



「流石ですわ。ボディペイントも道明寺さんのアイディアですの?」

「いえ、これは僕のアイディアです。」

「そうなの?!岩元さんすごいじゃん。」

「ありがとうございます。」


そんな会話の横でつくしはムッとしている。早く終われと思うようになっていたからだ。


「つくしどうしたの?」

「疲れた。」

「動けないですものね。30分くらいかかってますか?」

「45分カケル2タス30分だよ。」

「へ?」

滋はいつもだが、桜子も思わず口を開けてしまう。

「コレ、3回目。朝からずっとやってるの。」

そう実は三つ目のペイント施術中なのだ。

ペイントしてはシャワーで落としまたペイントしシャワー、そして今だ。

別の日にして欲しいところだが、そうは言えない事情もあった。


「申し訳ありません奥様。明日のパーティでそれを行いたいので時間がないのです。」

「大丈夫れす。」

そうは言ったが声が弱い。

相当披露しているのだろう。

これでは司がまた煩いだろうなと岩元は思った。

だがそれはそれで都合も良い。

「奥様、今日は早くお休みになって下さい。副社長にも休ませるよう進言します。」

「ありがとうございますぅ、、」

「岩元さんの言うこと、司聞く?」

「意外だけど、聞くよ。」

「そうなんですの。岩元さんってすごい方なんですね。」

「そうだねぇ、、」

「つくしヘロヘロだ。これなら岩元さんじゃなくても司休ませそうだね。」

「まぁ、ペイントするならその方が良いですしね。」

「どういうこと?」

滋がそう聞き、つくしも首を傾ける。

「先輩が元気ですと、道明寺さん寝かさなさそうじゃありません?そうなるときっと沢山付けられると思います。」

「あー確かに。沢山付けそう。」


そんな会話を桜子と滋がしていた。岩元がいるため二人とも濁して話すのだが、岩元は気にせず爆弾を落とす。

「それも想定内です。というよりそれを隠すためのペイントです。ドレスで隠すとなるとドレスに限りがありますから。」


それには二人も苦笑いだ。

そしてつくしは気を失いかけた。


「流石野獣秘書ですわね。心得てらっしゃる。」

「つくしがんばれー」

「は、はは、、、、はぁ、」






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滋のくだりは一歩~を読んで下さいな。
あー定時に投稿出来た♡
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