甘さとスッぱさと ... スッピン18.6
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スッピン18.6
2017-01-08-Sun
先ほどの続きです。











ペイントの終えたつくしはシャワーを浴びたが、ぐったりし過ぎたためそのまま休むことになり桜子と滋は邸を後にした。

司の帰宅はそれからかなり経ってから日付はまたがなかったが、それでも充分遅い時間だった。



「副社長、お帰りなさいませ。」

「なんか機嫌悪くねぇか、お前。」

「そんなことはありませんよ。副社長こそ随分遅い帰宅ですね。」

「・・まぁ、明日ゆっくりしたかったからちっと残ったんだが、もしかして早く帰りたかったか?」

「僕にも家族は居ます。妻は慣れない外国で心細い思いをしているでしょう。」

嘘くさい泣き真似をする岩元に司も笑って相手にしない。

「悪ぃ、悪ぃ。」

「それで明日の事ですが。」

「おう。つくしの事だな。」

「はい。奥様は明日これを施術することにしました。」

ペイントした写真を見せられ、司もその出来に まずまずの評価をする。

「へぇ~かなり目を引くな。確かにこれだとつくしの顔は(記憶に)残らねぇな。」

「では、、」

話を続けようとする岩元だったが司の顔を見て止まってしまう。

残らないと言ったのにそんな顔をするということはよっぽどそのペイントが気に入ったのだろうか?

いや、そんな訳はないか。あの表情はひとりにしか向けない。

渡した写真ではどんな表情をしていただろうか?

確か一つ目のペイントだったからまだ余裕があったはずだ。

そう思いながら、一つ目を選んだ決め手がはまったなとほくそ笑む岩元だった。

「ではそれを施術して、ドレスはこちらになります。」

そう言って岩元はつくしのドレスを提示する。

マネキンに着せてあるそのドレスを見た司は思った通りの反応をした。

「ちょっと待て。なんだこのドレスは!?これって下着じゃねぇのか?」

「下着ではありません。かなり生地は薄手ですがしっかりしてます。舞台用と同様動いてもズレないようにしてあります。」

「そう言うことじゃねぇよ。これブラは着けるのか?」

「ブラトップになっています。」

「着けるのか着けないのかどっちだ!」

「着けません。」

「はぁ?ふざけんな。それじゃあ乳丸出しとおんなじじゃねぇか?!俺んだぞ!」

「・・まぁお気持ちは察しますが、ペイントだけではインパクトが物足りなく思いまして。奥様には少々色気を出した方が良いかと。」

「色気だと?他の男が寄って来るじゃねぇか。」

歯ぎしりではなくギリギリと青筋を立てているような様子に岩元は血管が切れそうだが、切れることはないかと思う。

「副社長が側にいれば寄ることはないでしょう。」

「離れなければいいということか?だが、この姿を見たらつくしの裸を想像するだろうが!俺んだと言っただろうがよ。」

岩元を睨みつける司。流石の眼力に岩元も動揺されるが、それも想定内だ。

「では却下ということですね。」

「当たり前だろうが。」

低く唸る声で不満をあらわにする司。

だが、岩元は続ける。

先ほどの嘘臭さを払拭して。

「奥様の注目を中途半端になさる結果になっても宜しいということですね。」

「なに?」

「ペイントをしただけだと、単なる見世物で終わる可能性が高いという事です。副社長と並ぶ奥様へは相当な妬みがある事でしょう。風当たりの悪さで済めば良いのですが、粗探しに発展すれば些細なことすら取り上げられますよ。」

極悪顔で岩元を睨む司。

その表情からは動揺しているようには見えない。

だがつくしの事は弱いはずだ。

「そうなると奥様は邸から出られなくなる。オフの状態など無理でしょうね。いつ、、とは言えませんが精神を病むのは目に見えてます。そんな奥様を副社長は見たいですか?」

「てめぇ汚い手を使うな、、」

その声は恫喝にしか聞こえない。

「僕は奥様の秘書ですから。」

負けじと悪い顔をして答える岩元。

目には目をということだろう。

司の声色が変わった。

「チッ。それでも他の男に想像されるのは我慢ならねぇ、、そこは何とかしろ。」

「我慢なりませんか?・・ではお聞きしたいのですが、副社長はどういった理由で奥様にキスマークを付けるのですか?」

「あ?キスマークだと、、関係あんのかよ。」

「大有りです。男にとってキスマークは所有欲の現れです。キスマークを付いた女性に手を出すという事は、この付けた相手に喧嘩を売るという事ですからね。副社長もそう言う意味で奥様に付けられるのでは?」

「まぁな、それはあるな。だが俺の場合それはつくしにだけ向ければいい。キスマークの数では足りねぇが、それだけあいつに俺の想いを伝えてぇんだ。」

「なるほど。ですが副社長、それならばもっと場所を考えていただきたかったですね。」

「場所?」

「副社長は首や胸元がお好きなようですが、それですとドレスに限らず服も制限されることは理解できますよね。」

これには反論できない司だった。言い訳しようにも口ごもってしまう。

「キスマークを我慢出来るのならばそれまでですが、我慢出来ないならば奥様の着る物もお考え下さい。」

「そうだけどよぉ、、ヤってる時はそこまで考えらんねぇよ。あいつの中はやべぇんだよ、、」

極悪顔がニヤケ顔に変わって来た。

こうも変わるのも名人芸、いや職人芸と言えるかもしれない。

「まぁ僕も妻とセックスしますから分かりますよ。確かに理性を無くしますよね。」

「だろ?無くすよな。」

下ネタ話に食いつく司。性欲の高さはつくしの疲労度からも想像出来たが、まるで中学生のようだ。

「我慢出来ないならば、キスマークをどうにかせねばなりません。デザインで隠す方法もありますが、隠し続けるとセンスを疑えられかねませんし、また隠すことにキスマークを考えるとも思いますが、奥様を妬む者がそれを口にするとも思えません。」

「悪い風向きになりかねんってことか、、」

岩元は頷く。

「なので見せるのも手かと思います。」

「見せる?」

「キスマークという所有欲を見せるのです。副社長は男性にだけ向けられるとお考えですが、女性にも効果はあると思います。」

「なるほどな。妻であるつくしにキスマークがあれば側にいる俺が付けたものと考える。俺への虫除けにもなるな。」

「他の男が付けたと思いさえしても口に出す者はいないでしょう。まぁ、一人くらい口に出したほうがその後より言えなくなると思いますけれど。」

「クックック、、そうなったら期待通りにしてやるぜ。」

「やり過ぎると逆効果もありますよ。肝に命じて下さい。」

「分かった。んじゃ、これ(ペイント)は隠す意図もあるってことだな。だがこドレスを選ぶ理由は何だ?」

「同じですよ。まぁ延長上と言いますが、清楚な物にあるキスマークは品を悪くします。しかし色気を滲ませればキスマークはアクセントになりますでしょう。」

「なるほどな。言われればそうだな。」

「生肌を出し過ぎる訳ではないですよ。左側をペイントして、右側にこのストールを掛けますから、、」

そう言ってマネキンの右肩からずり落ちていたストールを直す。

「それに副社長は先ほど奥様の裸を想像されるとおっしゃいましたが、隣に副社長がいるのですから周りが想像するのは副社長の方だと思いますが。」

「あ?何でだ?」

「いくら奥様のインパクトを強めても副社長には敵いません。よりインパクトの強い方に気が向くと思います。」

「そういうもんか?」

「はい。女性のみならず男性も副社長の裸体を想像するでしょうね。」

「気持ち悪ぃな。」

心底嫌そうな顔の司。今まで見ていた目がそうだとは思わなかったのだろう。

「まぁ、奥様がいなくてもそのように見られてはいたと思いますよ。そう言う意味では気になさらなければ良いと思います。」

「フン。つくしがそう見られないならそれで構わねぇか。」

「はい。ではこれで宜しいですね。」

「おう。」

「ペイントに時間がかかるので明日は早くから準備を始めます。副社長は明日も出社されますか?」

「いや、邸に居る。ゆっくりすると言ったろうがよ。」

「分かりました。それではお時間取らせてすみませんでした。お休みなさいませ。」

「おう、、、なぁ、それは付ける前提なんだよな?」

司の目が怪しく光る。

まるで楽しい事を見つけたような表情だ。

岩元は少し考え条件を提示した。







***



「う~ん、、」

「起こしたか?」

「んん、、司、今帰ったの?お帰りぃ、、ふぁあ、、」

「寝ていていいぞ。チュッ、、」

「ん、、もう、、するのぉ?疲れてないのあんた、、あん、、」

「一発やらねぇと寝れねぇよ。」

「もぉ、、ね、キスマークは付けないでよ。」

「ああ分かってる。岩元から聞いてるぜ。」

「そ。よかっ、、、ああん。」




しばらくベッドが軋む音と二人の艶んだ声が部屋に響いたがそれも30分ほどで止み、寝息へと変わって行った。






そして翌朝。

「ぎゃーーーーーー何これぇー」

浴室の脱衣場で騒ぐバカップル夫婦。

「何ってキスマークだろ。良い感じじゃねぇか。」

「はぁあ?どこがよ。何でこんなに大きいの付けたのよ。」

「どうせペイントすんだろうがよ。」

「隠せないわよ。こんなの!」

「しょうがねぇなぁ、、じゃもっと付けるか?」

「いらん、もう付けるな!って、ちょっと止め、、やっ、、こらぁ、、」

「濡れてるぞ。そんなに待てねぇか。」

「いい風に解釈するな!、、、あんっ。」



結局洗面台で揺さぶられるつくし。

野獣は朝から絶好調だ。


その後つくしはペイントを施術されるのだが、側には涎を垂らした獣、、いや夫が離れずつきまとい、施術するアーティストはやり難くてたまらなかった。

もちろん、昨日には無かった大きな痣にも口出しすることは出来ず、救いは岩元の言葉のみ。

「デザインを多少変えても良いです。それを生かせませんかね。」

とはいえ、痣が大きいのはその岩元が司に持ちかけた条件だったのだが、それを思いつく余裕はつくしにも施術者にもなかった。







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ブロともさんのつくしがそんな格好しても司は平気になったのねの声から思いついた話。
イチャコラ書きたかったから良かったです。
まぁ自己満投稿ということで。
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