甘さとスッぱさと ... 素肌にシャツを着て19
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素肌にシャツを着て19
2016-09-06-Tue
「「はぁ?」」

総二郎とあきらは、声を揃える。

類は、驚きのあまり声が出ない。

「ど、どういうことだよ。」

三人とも動揺している。何故そうなるのか理由が全く分からないからだ。

さらに、司は続ける。

「それから、二、三年の内にあいつじゃねぇ奴と結婚する。」

司のとんでもない発言に、三人はただ呆然となる。

が、
「説明して。」

ようやく口を開いた類に、司が答える。

「俺にはあいつを守る力がねぇんだよ。」

*******


司は、NYでの道明寺ホールディングス本社の派閥の事を話した。

「クーデターなんか起こされてみろ。たまったもんじゃねぇ。」

「マジかよ。」

重苦しい雰囲気になる。

「今回帰国したのは、牧野との宣言を理由にしているが、それだけじゃねぇ。こっちで、どっちの派閥の息もかかってねぇ奴を押さえるためだ。それと、他社からの引き抜きだな。けど予想以上に、出来る奴はどっち寄りかになってて、まいったわ。」

「牧野のこと、知ってるの?」

「おう。俺の事もな。」

高校生の頃牧野と会うまでどれだけ司が酷かったか、三人は良く知っていた。

「だから派閥の上の奴らは牧野を監視してやがる。その上で俺らのことを静観してるのさ。」

一息つくように、司は一気に酒を煽る。

「牧野ヤバイの?」

「今は大丈夫だ。だが、何時までも俺が牧野を囲っていたら、駒に使うだろうな。」

マジかよと、総二郎とあきらは声が出ない。

「それで、司は別れるために牧野と会っていたの?」

そんな理由は納得出来ないとばかりに類は、司を睨む。

「まぁな。」

「ざけてんじゃねーよ!!」

立ち上がり、大声で激しく類が司を非難する。

「別れるためだと?!  牧野が傷つくとは思えないのかよ!」

類と司が睨み合う。

あきらが間に割って話そうとした時、

「じゃ、おめーが牧野と付き合うってか?」

類はワナワナと震えている。

「ふざけてんの?」

「いや。」

「じゃ、どういうことさ。」

「類、おめーは俺に惚れてる牧野を口説いたってムダってことよ。」

「惚れさせて別れるってこと?  牧野は何時までもお前に惚れていて、俺が口説いても見向きもしないって言いたいのか!!」

「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

類は司を睨むが、司は類の方を真っ直ぐ見て、こう言った。

「そうだ。」


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第ニ章言いたくなければ言わないで① cm(3) tb(0)
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Re:

はじめまして。
コメントありがとうございます。

うん。Yシャツを作るつくし、流石に私も最初は思いつきませんでした。ただ、司と別れたつくしが司と意外なところで接点を持つと考えたとき、オーダーメードのスーツ着ているんだよなーってところから、テーラーってどお?と思い、ちょっと女性のテーラーをググったら、本当にいたんですよ。そして、その方がYシャツを作っててって記事を読みつくしに重ねてみました。

司がヤキモキかー
私、司好きなのでヤキモキは考えてなかったな。

でもアクセントにいいかも。
ちょっと考えます。

執筆のヒントになるのでコメントは嬉しいです。

これからもがんばります。

lemmmon

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