甘さとスッぱさと ... スッピン35
プロフィール

lemmmon

Author:lemmmon
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

<< スッピン36 main スッピン34 >>
スッピン35
2017-01-26-Thu
パシャパシャ、、


「ふうっ、、」


洗顔後、つくしは鏡に映る自分を見てはその首元に付いた痣をじっと眺めていた。


もうすぐNYに来て2年になろうとしている。


ここに来た時には長かった髪も顎の高さに切り揃えられ、緩くウェーブがかかっていた。


髪を切った理由は何でも掴む小さな手が引っ張るからだ。

初めは痛くなかったその力も成長するにつれ笑い事にならなくなった。

おまけに母乳を与えているせいか抜け毛が目立つ。

産後1ヶ月は朝起きると枕元に抜け毛が多く残っていて、それを見た夫は本気でハゲても俺の愛は変わらないと言った。

長い髪の抜け毛は抜け毛の量を多く見せる。

夫の言葉に顔をしかめていると、夫はあたふたしながら言い訳してきた。

その様子が可愛かったからつい許してしまうも、抜け毛の事は気になっていた。

子どもが大きくなり髪を引っ張る様になってからは、更に不安になり髪を切る事にしたのだ。


その時髪も染めたかったのだが、相変わらずの黒髪なのは夫が髪を染めるのを嫌がったからだ。



顔を拭いたタオルで首筋も拭いていく。

首元に付いた痣は昨晩付けられたものだ。

その痣はひとつだけ。

2年前結婚当初のような痣の上塗りは無い。


その理由は昨晩が久々のファイトだったからだ。

本音を言えばまだしたくなかった。

というのもまだ生理が来てなかったのだ。

出産して1年くらいで来ると聞いてはいたけど、痺れを切らした夫に負けてしまった。


うるさく言う夫ではない。

だけど正直な身体を隠すつもりは無いらしく、寝起きでは必ず自分の前で服を脱ぎ、シャワーの後も何故かボクサーだけで部屋に入ってくる。(バスローブあるでしょうに)

そしてひとりでは眠らない。

授乳があるから夜中起きる自分に付き合い、目を覚ます夫。

ベットから出てソファで授乳していると側に来ては、自分の肩を抱き息子の頭を撫でる。

それが気持ち良くて授乳したまま夫に持たれたまま寝入ってしまった事もしばしば。ハッと起きたらソファの上夫が自分達を落とさない様に長い手足でソファの柵となっていた。

自分と夫に挟まれスヤスヤ眠る息子に安堵しながらも、目にしたのは夫の欲望。

明け方だからかもしれないが、それにしたって、、、


そんな事が続いた昨晩夜中の授乳を終えた後、息子をベビーベットに寝かしつけ、、
(授乳して立ち上がろうとしたら夫が息子を抱きベットに運んだ)

意思を持った目で見つめられてしまった。



避妊具も枕元にある事は知っていた。

それを取ろうとした手が焦っていたのには笑ってしまった。

笑った口はすぐに塞がれてしまったけど。



痣を撫でながら、思い出すのは夫の体温。

自分を呼ぶ事も、

愛していると言われる事も、

あの体温がそれを身体の芯に炎を燈す。




ハッとして我にかえるつくし。

気付けば鏡の前で頬に手をあてている。

こんなとこ見られたりしたら、、、




しかし時既に遅かった。

夫は野性の勘がすこぶる働くようで、持たれていた身体を起こし自分の方へ近づいて来る。


「おはよ、、」

「おう。」


司はつくしの背後に周りつくしの肩に顔を埋め抱きしめた。


「顔洗う?ならあたしどくから。」

「・・おめぇ可愛いな。」

「そりゃ、どーも、、」

「匂いもたまんねぇな、、」

「臭いって事?シャワーまだなのよ。」


司の手が動く。手だけじゃない、つくしは背中に当たるモノに気付いていた。

チュッと鎖骨の上をキスされる。

昨晩の痣はそのすぐ横だ。


「いいだろ。」

「やだ。付けてないでしょ。」

「付けてるぜ。おめぇが思い出してるようだったからな。」

「思い出してない。」

「本当か?」


鏡越しに見透かされた目で見られる。

ため息をついてつくしは白旗を上げた。

赤らんだ頬に、潤った目、それらが夫をその気にさせた事は違いない。


「一回だけだからね。」

「遠慮すんなよ。何度でも俺は構わねえ。」

「するか、、、ばか。」







↓ランキングに参加してます。

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村


短いけどアップします。 続きを書いてみたり、またコメントで指摘があったりとちょっと細かいところですが直しが入ってます。
m(._.)m
関連記事
スポンサーサイト
スッピン cm(2) tb(0)
Comment
 

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
Trackback
この記事のトラックバックURL
http://lemmmon.blog.fc2.com/tb.php/233-b751dbcf
| |