甘さとスッぱさと ... 花街に護られてー恋仲になるまで11ー
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花街に護られてー恋仲になるまで11ー
2017-02-09-Thu
江戸時代を背景にお話を書いてます。
時代的な言葉や名称などは詳しくないので現代風に置き換えてます。
それでも明らかに違うようにはしてません。
細かい矛盾点などあるかと思いますが、目を瞑ってお付き合い下さい。
ダメなら進まないでね。

また18禁です。
さぁ、エロカモンって人だけ進みましょう。









「壺に出すなって、、、そんなに嫌だったのか?」

「嫌だよ。だってあたしだって遊女になろうとしてたんだよ。遊女になったらさ、姐さんみたく座敷持ちより上には絶対になってやろうと思ってた。それが世話してくれた姐さんへの恩返しだと思ってた。それなのに挿れてこないなんて、使えない遊女みたいじゃない。」


使えない遊女とはつまり下位に甘んじる遊女の事だ。真面目なつくしは遊女としても上位に登れるよう努力をしてきたのだ。


そんな事とはつゆ知らず、司はただつくしの準備を整える事しか頭になかった。

司が壺を使うのは、司なりの事情があったからだ。つくしの準備が出来るまで我慢出来るとは到底思えなかったし、かと言って撒き散らかす訳にもいかない。それは着物を汚す客の事を愚痴愚痴話すつくしを見てきたからだった。


「そうか。痛くても構わねぇ、、か。そりゃそうだよな。そんな格好してるんだしよ。」


それはつくしの姿。客を取る第一歩、水揚げのためつくしはめいいっぱい着飾っていたのだ。

そしてそんな姿をさせたのは何を隠そうこの司なのだ。

舟男をこの伊吹屋に差し向け太夫の相手させた後、伝言させたのだった。

遊女として遊郭を生きてきた女に、遊女としての餞けもさせずに連れ去るのはどうかと舟男に言われたからだった。

司はつくしを連れ去りはしない。

このまま遊郭に置いていくつもりだ。

しかし客を取らぬとはいえ、遊郭にある身確かに餞けも必要なだろう。

ならば水揚げを客と遊女として迎えようと司は決めたのだった。




しかし、



「じゃ、どうすっかな。挿れようにもこうなっちまったし。」


二度続けて精を放った司のまらはへたっていた。

大きいと怖がっていたつくしだったがそのへたりように痛くないようにさえ思えた。


「とりあえずおめぇまたイッとくか?」

「え?何で?」

「そん時のおめぇの顔や声がたまんねぇからさ、俺のまらも反応すっだろうし。」

「反応、、」


確かに挿れるにはまらを元気にさせる必要があるだろう。

だがここでつくしは遊女としてあるべき姿を思い出した。

遊女は男を翻弄するもの。男に翻弄されては恥なのだ。



「あたしがしごくよ。」

「は?」


遊女としてやらねばと意気込んだため、直球でぶつかったつくし。

色恋を愉しませるという事までは頭に無かった。


「しごくっておめぇ、、」

「駄目?あたしばっかり気持ち良くさせられてるから、あたしも司を奉公させたいよ。」


しかし無意識ど天然小悪魔のつくしが放つ上目遣いに司は心臓を撃ち抜かれ、すでに反応をし始めていた。


「お、おう。じゃあ、やってくれや。」

「うん。」


おずおずと司のまらを摩り始めるつくし。

司は小さな手が触れただけで、半立ち状態だ。

はっきり言ってつくしの手管は下手くそだった。

だが司には上手い下手は関係なく、つくしがしごくという事が眉唾物だった。



「あ♡良い感じじゃない?あたしって上手いのかな?」

「そ、そうじゃねぇか?やった事ねぇんだろ?」

「うん♡初めて。男のまらを掴んだのも司が初めてだよ。」


そう言って恥ずかしそうに俯くつくし。

司の頭の中はお祭り騒ぎだった。

それ故、男女の交わりの事を隠語でお祭りと言うのかとひとり納得していた。



するとつくしが上体を後ろに倒し、膝を立ててきた。

俯きかげんで瞼も重く、下唇を軽く噛み頬を赤らめている。


ちらっと目だけで司を見た。



そして膝を開いて、、、頷く。




司の頭は爆発していた。

今まで必死で保ってきた平常心は、跡形もなく瓦礫のように崩れている。


司はまらに血が集まっている事に気付いた。

さっきまでの集まり方とは訳が違う。

なるほど交わりの後に生き絶える男がいるはずだと思った。
*平均寿命が現代よりも短かったこの時代、中年くらいで亡くなる事も多く情事の後心筋梗塞になってしまう人もいたとか。



ゆっくりとつくしに覆い被さる司。

それに反応し、身体をくねらせるつくし。

すでに司の鼻息は荒かった。

ゆっくりとまらをつくしのへへに沈める。



だが、途中までしか行かなかった。

顔を歪めるつくし。

やはり司のは大きいんだと弱気になってしまう。

唸り声を抑えようと顔をしかめていたが、瞼を開き司を見た。


司は口元が動いていた。唇ががくがくと震え喉仏が大きく動く。

つくしは司が感じているのだと思った。

先程の自分の言葉を思い出す。

つくしは覚悟を決めた。



「貫いて。」


小さく呟いたが、司には届いた。

荒い息をしたままつくしを見る。


泣き顔のつくしに司は怯んだ。


「だい、じょうぶ、だから。進めて、、つら、ぬいてよ。」

「けどよ、、」

「大丈夫、、、でも、、」

「でも?」

「、、すんっ、、叫んじゃったらごめんね、、、あっ!」



つくしの可愛い言い訳に司のまらが激しく反応する。

動かしてないにも関わらず太さを増した司のまらはつくしに更なる痛みをもたらす。

不意を突かれた痛みにつくしの顔は更に歪み目に溜まっていた涙は一筋の線を描く。



「大丈夫か?やっぱ、一回外すぜ。」

「だめぇー」

「つくし、、」


泣きながらも頭を振って、懇願するつくし。司はどうすれば良いのかあぐねていた。


「うう~、、痛いよぉ、、でも、でもぉ、、やらなきゃ、、やらなきゃ、いつまでも出来ないぃ~」

「・・・・分かった。」

「つかさぁ~、、」

「一気に行く。しっかり俺に捕まってろ!」












***

「やっと開通したみたい。」

「長かったねぇ、、」

「そぉ?あんなもんよ。」


隣の部屋では新造や若い遊女がつくしと司の営みを聞いていた。

はじめは襖に耳を押し付け聞いていたが、声を落とす余裕の無い二人の会話は周りに筒抜けだった。


それは他に客がいないと言う事もある。


何せ、客と言えば司が連れてきた用心棒9人。


その用心棒も坊ちゃんの水揚げが気になっていた。


上手くいかなければそりゃあ機嫌も損なうだろう。いや、損なうという程度じゃ済まないかもしれない。

だから遊女達と音の無い宴会をしていたのだ。


用心棒達はつくしの喘ぎ声に、坊ちゃんは筋があるのかと感心し、姐さん達は簡単に絆されるなよと項垂れる。

つくしの痛み泣き声が聞こえた時は姐さん達も手を合わせ祈っていた。

その為司のつくしを労わる声が聞こえた時は、無事開通したと知り遊女同士抱き合い、踊り出す始末。

それを見た用心棒達も笑い合って、手を合わせていた。

ようやく酒が呑めるとぼやく用心棒。しかしその顔は安堵の表情だった。


酒やつまみを運ぶ裏方衆もほくほく顔で、さあさあと宴会を盛り上げていく。


突然始まった宴会に新造達も苦い笑いだ。

まるで見世全体でつくしの水揚げを見守っている様だからだ。

こんな事は今までに無い。

けれど、つくしを良く知る者達はどこか納得出来た。

良いなぁと呟く声が出るが、本気の嫉妬では無い。

それどころか良かったねと言う始末。



つくしと司がようやく結ばれ恋仲になった日、


それは伊吹屋の新たな日常が始まった一日だった。






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あと1話で恋仲は完結です。
イチャコラまでですからね。
しかしようやく開通ですよ。
長い、長かったよ、、
この話司の誕生日の企画。
なのに気づけばもうすぐバレンタインデー
バレンタインには花街は使えない。
無理がありまする~
なので別の話を投稿する予定です。
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Re: えええ!?

投稿者様、

『恋仲になるまで』が終わるだけで、花街の別の話はまた書く所存でする。

江戸時代のバレンタインデーですか?

うーん、、

パラレルだしありなのか、、

バレンタインデーに用意した話よりこっちの方が読み手さんは望んでいるのかしら?

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