甘さとスッぱさと ... カカオは関係無い
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<< カカオの含有量? main カカオ貰ってねぇわ。 >>
カカオは関係無い
2017-03-03-Fri
NY時代、俺は眠りが浅かった。

世界経済は24時間どこかで必ず動いている。

そんな世界経済を見るために先進主要国を飛び回ってもいた。

経済の動向を敏感にキャッチするためだったり、移動先での時差だったりでいつしか深い眠りとは縁遠くなっていった。



そんな俺が夜中ふと目を覚ました。

寝ぼけた頭で何故か考えていると、横にいるはずの女がいねぇ。


いや、いるんだが俺から離れてやがった。

ベッドの縁ギリギリに寝てやがる。

俺達が寝ているのはキングサイズのベッドだから、俺達の間には人二人分の距離が出来ていた。

その距離が面白くねぇ。

おそらく寝相だろうが、俺から離れた恋人にちょっと苛立ってしまった。

しかし辺りを見るとまだ暗い。

起きるにはまだ早そうだ。

まだ寝れそうな時に声を荒げるのもなと思った俺は体を起こし、恋人をベッドの真ん中へと移動した。

大体こんな縁に寝たら落ちちまうだろうが、、

だが舟を漕いで柱に激突したこいつだからな。ベッドから落ちるのもアリなのかもしれねぇ。そう思うと苛立ちも収まった。





「ん、、、」


ガバッ


朝目覚めて、俺は勢い良く体を起こした。

そして周りを確認する。

いねぇ、あいつどこ行った?


「つくし!」

「は~い。こっちだよー司起きたのー?」


部屋の向こうから恋人の声が聞こえた。

辺りは明るくなっていた。それで朝になったと気付いた俺は何焦っているんだかと、自分に苦笑する。



だが、部屋を出た俺は眉根を寄せた。

こいつ何やってんだ?


「準備早ぇな。」

「うん。先に行くね。」

「は、何でだ?同じ会社なんだから一緒に行けば良いじゃねぇか。」

「駄目だよーケジメつけなきゃって言ったでしょ。公私混同は良くないの。」

「コーシコンドーだぁ?おめぇは俺の婚約者なんだから、一緒に行って当然じゃねぇか。」

「まだ婚約者って認められた訳じゃないでしょ。それにあたしの態度も宜しくなかったし。」

「は?おめぇの態度?何言ってやがる。」

「あたし、あんたに感けて仕事してなかったでしょ。アレ絶対評判悪いと思うのよ。社会人として一番やっちゃいけない行為だし、汚名返上すべく頑張らなきゃ。」


確かに今までの俺も、そんな社員や部下がいたらクビにしてたな。それか良くて左遷だ。

ま、俺の前でそんな事する奴はいなかったけどよ。

しかし、


「警護はどうするつもりだ?周りが認めてねぇっつうが、おめぇに何かあれば俺は動けねぇぞ。」

「それは、、」


痛いところを突かれたようで、こいつは準備をする手を止める。


「俺が心配性なのは理解してると思ったがな。」


さらに情に訴えかけてみた。

この俺がこんな事するなんてな。

だが、こいつはこんなのに弱ぇ。それに今んとこその情の部分で俺はこいつのNo.1の位置にいるはずだ。


「あたしなんて誰も襲わないと思うよ、、」

「そうか?ここんとこ俺とずっと行動してただろ?俺が道明寺司を狙うとすればおめぇを掻っ攫えば良い。そう判断するがな。」

「う、、ん。そうだね。そう、なるか、、」

「だから先に行くとなればおめぇにもSPを付けなきゃなんねぇぞ。あいつらに手間を掛けさせるし、だからと言って俺の心配がそれで解消する訳でもねぇ。それに一緒に行かなけりゃ、その汚名は返上されっのか?違ぇだろ?」

「うん、、」

「まぁ、俺も良く考えてなかった。おめぇと居たいってだけで突っ走ったからよ。悪かった。おめぇの汚名返上には俺も協力するぜ。」

「うん。ありがとう。」

「とりあえず、一緒には行こうぜ。公然とイチャつかなけりゃ、問題はねぇだろ?」

「うん、、うん。」

「じゃ、着替えてくるか。」

「あっ、ゆっくりで良いよ。シャワーも浴びたら?」

「おう。」





***


ザワザワ、、


カツカツカツカツ、、


SPに囲まれエントランスを闊歩する俺達。

リムジンの中で話合った結果、つくしは俺の左斜め後方を歩く事になった。

これは襲撃が合った時左手でつくしを護り、右手で反撃する為だ。

攻撃は最大の防御だからな。



チラッとつくしの方を見る。

一見、何事も何でも無さそうだがこいつには珍しく緊張してやがる。

クソッ、こいつにこんな顔させるなんてよ。確かに俺の行動は宜しくねぇな。

何とかしねぇと、、

そんな風に俺は焦っていた。


そんな時、前方にいた社員の口元が動くのが見えた。



「おはよう。」


いきなり俺が声をかけたものだから辺りはざわつき出した。

ほとんどの社員が虚を突かれたようで固まっている。

そんな中、


「おはようございます。」


飛びっきりの笑顔と、大きな声で挨拶するつくし。

つくしの声に周りも動きだし、挨拶を口にする。


そうだ。

普段無言の俺を変えたのはこいつだ。

こいつがいるからこそ、俺はいつもと違う行動を取った。

俺はこれで社員のつくしへの反応が良くなると思っていた。





しかし、日中のつくしの態度は変だ。


俺はもうこいつを執務室に括り付けてねぇ。

それにつくしは中山から業務の引き継ぎとかもしてねぇ。

中山が必要ねぇと判断しているからだ。

つくしが正気に戻っても俺が以前と変わらず業務をこなしているからな。


なのに、つくしの態度は何だ?


まだ何かあるのか?

そりゃあ、朝の挨拶くらいで評価が簡単に変わるはずはねぇだろうけどよ。


何だか、変にコソコソしているつくしの態度が俺には気がかりだった。



「なぁ、つくし変じゃねぇか?」

「牧野さんですか?」

「ああ、お前何か聞いてるか?」

「そうですね、、そう言えば副社長に出張の予定があるか聞かれました。」

「出張?それで?」

「とりあえず近日中には予定は無いと答えました。そうそう、出張の時は誰が同伴するのかも聞かれましたね。」

「同伴?今まではお前だったな。俺としてはつくしに変えても構わないぞ。」

「構わないじゃなくて、そうしろとの命令では?」

「それはお前の裁量で判断しろよ。」

「・・・・・」

「で?お前はつくしに何て答えたんだ?」

「・・これまでは私が同伴したと。それで牧野さんに引き継ぎませんかと聞きましたが、、」

「が、なんだ?!」

「・・はっきりとはお答えしませんでした。私の印象としましては、引き継ぎに否定的でしたが。」

「~~~~~~」

「まぁ、四六時中ご一緒なのもどうかと思いますよ。もしかしたら苦痛に感じているかもしれませんし、、」

「・・苦痛?」

「・・例えの話です。お二人でよくお話になって下さい。」





その後の俺の機嫌が良くなかったのは言うまでもない。

俺のチームに帰って来たつくしも事態を把握し、珈琲を持って来たりと俺の機嫌を伺っていたが俺は無言を貫いた。


二人で話すとなるとここじゃマジいだろ?


つくしは周りを気にするタイプだ。

それで自分の意見を押し込める事もあるだろう。

俺はつくしと隠し事はしたくなかった。

直感だがあいつは俺に何か隠してやがる。

それが何だか分からねえから不安でしょうがねぇ。


俺と一緒に居て苦痛?


んな訳ねぇと思っていても、そうだと肯定されたらと思うと俺は身動き取れなかった。


それに夜中のベッドでの距離が気になった。


もしかしてあれは寝相じゃねぇんじゃねーかってな。

俺から離れたいと思ってんじゃねーかって、、


俺はあいつと寝るようになってから、俺は良く眠れるようになっている。


セックスでエネルギーを補填出来るのもあるが、睡眠でもエネルギーを回復している。


あいつと寝るまでの浅い眠りなんてもう出来ねぇ、したくもねぇ。




***


それからマンションに帰宅した俺達。

帰りのリムジンの中でも俺は無言だった。




「二日連続で怖い顔なんだけど、、今日は何を考えてるの?」

「おめぇの事だな。つうか、おめぇの事しか考えねぇよ。」

「あたし何かした?」

「・・・覚えはねぇか?」

「・・無くも無いかな。」

「・・・俺といると苦痛か?」

「へっ?」

「中山に俺の出張の予定を聞いたそうだな。同伴も乗り気じゃないみてーだしよ。苦痛に思ってっからじゃねーのか?」

「ちっ、違う。違うよ、、その、出張の事を聞いたのはね、確かにその、、出張があれば、少し距離が出来るかなって思ったの。」

「・・・・・」

「で、でもっ、苦痛だからじゃないの。その、、何て言うかクールダウンが、、必要で、、」

「クールダウン?何だそれ。」

「あ、あたしね、、その司と付き合うようになって、あんたに感けてしまったでしょ。毎晩、、シテばっかりだし、、それで、、寝不足なのよ。」

「ああ。おめぇを寝かせなかったからな。だが、昨日は寝かせただろうが。一日じゃ足りねえってか?それに別に今日も寝かせねぇつもりはねぇよ。」

「本当?」

「何で疑ってんだよ。おめぇが嫌がってんのに無理矢理するつもりはねぇよ。」

「で、でも、、さ。」

「何だよ。言いたい事があれば言えよ。言わないと分からねえだろうが。・・それとも言いたくねぇのか?」



俺はつくしの本音が聞きたかった。

本音を隠されて付き合っても上手くいきっこねぇのは本能で分かっていたからだ。

俺にはこいつしかいねぇ。

こんな態度を取られているが、この態度が理由あっての事に思えてならなかった。



つくしは困った顔をしていたが、俺の表情を見て決心したようだった。


「分かった。言うね。」


俺は胸が締め付けられる痛みを感じた。

もしかしたら、これが最終通告じゃねーかって、、



だが、、



「は?」

「だ、だから、あたし寝れなかったのよ。昨夜は。」

「俺のせい、、なのか?」

「だって、あんた、、ずっと立ちっぱなしなのよ?しないって言ってたけど、気を抜いたら襲いかかってこないか心配で、、寝てるのか、それとも起きてるのか分かんなくて、、もし、その気になったら、それとなく駄目って態度を取ろう。あたしは寝たいのって、ちゃんと対応しようと思ってたけど、あんたは寝てるみたいだし、、でも、あそこはずっと当たってるしーー」

「・・そんな理由かよ。」

「そんな理由?!だって、あんたしないって言ったのに、反応してるって事はしたいって事じゃないの?」

「・・・仮にその気になっても、おめぇが嫌がるならしねぇよ。」

「ほ、本当に~?」

「疑い深ぇな。本当だっつってんだろ?」

「で、でも、あたしものめり込んだのよ?あんただってそうじゃないの?だからクールダウンが必要だなって、、」

「そのクールダウンか、、それでしばらく離れようって事を思ってたのか、、」

「う、うん。」



つまりつくしは、自分がセックスに夢中になったから俺もそうだろうと。それで夜中中立ちっぱなしの俺に気を張ってた訳だ。

つまりそれは俺に気を使ってだって事だ。

強く拒否したら俺が傷付くと思ったって事か?



まぁ、傷付くな。

お前に拒否られたら。



「はぁ、、そりゃおめぇにドップリはまってるけどよ。我慢くらい出来るって。それに昨日寝ていた時は、そんな気になってなかったぜ。気持ち良く寝てたしよ。」

「えーーーー、あんなにギンギンに立ってたのに?!」



おい、ギンギンって、、何だよその引く言い方は、傷付くだろ!



「寝てる時に立つのは男の生理だぜ。朝立ちって知らねぇのか?」

「そりゃ、知ってるけど、、それは朝でしょ?」

「朝に限んねぇよ。確か。」

「確か?分かんないって事?」

「寝てる時もあるって聞いた事がある。ガキの時、ダチに寝てる時に立ってたのを笑われた事があるからな。」

「ダチ?ダチって女の子の事?」

「男のダチだ。幼馴染の親友達だ。俺に女のダチはいねぇよ。」

「男ーー?!だっ、だって、朝立ちってエッチな夢を見るから立つんじゃないの?」

「違ぇわ!!そこ、激しく誤解してるぞ。夢と朝立ちは関係ねぇよ。」

「嘘だーー」

「嘘じゃねぇ。嘘だと思うんなら調べてみやがれ、今はネットで何でも調べられんだろーが。」

「ええ~~」



そうして、誤解が解けた俺達。

確かにネットには詳しい情報が書かれてあって、朝立ちの正式名称まで分かった。

正式には夜間陰茎勃起現象と言うらしい。

夜間って夜じゃねーか。



「本当だ。欲求と全く関係ない生理現象って書いてある。血流を保つためのメンテナンス作業?え~~、、」

「お、、朝立ちでEDかどうかも判断するんだな、、ん?睡眠障害で、朝立ちが鈍くなる?」

「どうしたの?」

「いや、俺ずっと眠りが浅かったんだよな。レム睡眠の時になるって書いてあるが、このノンレム睡眠ってのは俺は全然無かったなって、、」

「へ?ノンレムが無い?つまり深い眠りをしなかったって事?」

「習慣だろうな。ずっとビジネスに没頭してて、市場は24時間、どっかで必ずやってるしよ。それに色んなトコに行ったから時差ボケもあって、そうなっちまったかな。」

「そうなんだ、、」

「けど、最近は良く寝てたぜ。お前と寝るようになってからだな。」

「そうなの?」

「おう。そっか、それでか。ククッ、、俺が夜中立ちっぱなしなのはおめぇのせいだ。」

「は?あたし?何で?」

「睡眠障害が治ったからだ。おめぇと一緒だと良く寝れるんだよ。つまり睡眠障害が治った事で夜立ちもずっと朝まで継続してるんだ。」

「そ、そう、、なの?」

「ま、どっちにしろ朝立ちは夢と関係ねぇって分かっただろ?おめぇと寝るとぐっすり眠れるし、おめぇも今夜から余計な事考えずに寝ろよな。」

「うん。分かった。」

「納得してねぇみたいだな。」

「だって、、あんた野獣みたいなとこあるし、、あたしはあんたがいなくても寝れるもの。」

「おい、、そこは俺が居ないと寝れないって言えよ。」

「嘘付けって事?」

「そこは本当にしろ。」

「無茶言うな。」

「なんで無茶だよ。俺の事愛してねぇのか?」

「・・・・・」

「黙ってんじゃねーよ。クソッ、やっぱおめぇを正気に戻すんじゃなかった。今日もヤリまくるぞ。寝かしてやんねーからな!」

「嫌だ!ち、ちょっと無理矢理はしないんでしょー」

「それはそれ、これはこれだ!」

「違ーーーーう!」




ドコッ


何が起こったかは、言うまい。

つーか、何でこの女は凶暴でもあるんだよ。

可愛くて、凶暴って、、無敵じゃねーか。






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司目線第二弾です。ホワイトデー企画がまだ整ってないのと、司目線の練習っつくあ、そんなとこですね。

で、明日ですが多分投稿は出来ると思うので執筆がんばります。
でも明後日は無理かもしれません。

日曜の昼は怪獣の相手で執筆する暇なんて無いですから、、

ホワイトデーの企画もそろそろ始めないとね、

あ、今日のタイトルですが、とりあけず分類をカカオにしたくて付けた名前です。

だから合ってないでしょ。
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