甘さとスッぱさと ... 素肌にシャツを着て2
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素肌にシャツを着て2
2016-08-27-Sat
「そうそう今度の週末、付き合ってもらえるかな?」

つくしは顧客の一人、藤岡に対応していた。

「今週末ですか? 都合はつけますが、、」

聞けば、パーティがあるらしい。つくしのシャツを藤岡が話したところ取り引き相手が興味を示し、会わせたいのだと言う。

「うまく顧客になってくれればいいね。」

こうやって、人の繋がりがあることを幸せに感じていた。ツライこともある仕事だが、これだから続けられる。

「パーティは正直堅っ苦しいよ。いわば商談の場だからね。僕は妻と行くんだが、妻も正直好きではなくてね。妻とは初対面だろうが、君のことは妻も知っている。少し相手をしてくれると、僕としても助かるな。」

藤岡は、50代の会社社長で愛妻家だ。

と、いうことを今知った。

くす。

他人の恋愛は、気楽に聞ける。

頬が少し赤くなっている藤岡を見て、ほっこりとした気持ちになった。

「奥様とご一緒でしたら、会場で待ち合わせしたほうがよろしいでしょうか?」

「ああ、そうだね。」

「ドレスコードはどういたしましょう? 被らず、外さずにしたいです。」

「妻はドレスを着ると思う。着物は好きなのだが、好きではないパーティでは嫌らしくてね。」

「意思表示の素直な方なんですね。」

「意地っぱりなんだよ。」

「私もです。」

「話が合いそうだ。」

藤岡の妻と会ってみたいと思った。きっと素敵な方なのだろう。

「では、私も気乗りしないパーティ仕様のドレスを着て行きます。」

「楽しみだな。」

「会場はどちらでしょうか?」

「スターシャワーホテル東京だよ。19時からだ。18時50分ごろ、ロビーで待ち合わせよう。」

「分かりました。」



藤岡との会話が楽しくて、パーティへのトラウマをすっかり忘れていた私。

パーティにはあの人たちが来ることだって、考えれば分かることなのに、、、


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第一章テーラーつくし cm(0) tb(0)
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