甘さとスッぱさと ... 素肌にシャツを着て28
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素肌にシャツを着て28
2016-09-10-Sat
しばらく泣き続けたが、段々と落ち着いてきたつくし。

「ひでー顔だな。おい。」

雰囲気を変えようとした司だったが、


がんっ。

つくしの頭突き反撃に合う

が、つくしにもダメージがかなり有り、二人頭を抱えたまま、暫し悶絶していた。

涙目でつくしを睨む司に、

「ありがとう。」

ボソっと呟く。

それを聞いて、司は立ち上がり、

「タオル濡らしてくるわ。」と、洗面所へ行った。

***


「水飲むか?」

濡れタオルを瞼に乗せ、つくしをソファに座らせると司が聞いてきた。

「あ、うん。」

ウォーターサーバーからコップに水を注ぐ音が聞こえ、ゴクッゴクッっと司が水を飲む様子が分かる。

「ほれ。」

「ありがと。あんたもこのコップ使ったの?」

「あ、悪ぃか?気にすんのかよ。」

司が拗ねたように聞いてくる。

「ううん。ゴクッゴクッ、、あー美味しいー」

タオルを取って水を飲むと、司と目が合った。

「あんた、大丈夫なの?」

「・・・・・」

「聞かないほうがいい?」

「・・・ふぅ。ま、聞いて、いや知ってくれるなっつーのが本音だな。」

ボリボリ髪を掻きむしり司は答えた。なかなかつくしと目を合わせない。反らせたまま暫らくいたが、つくしの方を向き言った。

「厄介な事になっている。」

***


「どうするつもり?」

「さぁな。」

「さぁなって、考え無いの?」

つくしはつい責める口調になってしまった。

「ごめん。」

「おめーが謝るとこじゃねーだろ。」

司の顔を見て、つくしは知ってくれるなと言った司の気持ちが分かった。自信過剰、俺様男がこんな顔するなんて、つくしは胸がはち切れそうだった。

「あたし、何か、、」

「出来ねぇな。」

司は真っ直ぐつくしの顔を見た。嘘はつかない。いつも司はつくしに言ってきた。それが思い返される。

「厄介事については、俺ですら手をこまねいているんだ。お前が出来るはずがない。前にババアのピンチを何とかしちまったことあったけど、今回はそうはいかねーな。」

「・・・・・」

つくしは何も言えない。でも、泣かないように耐えていた。涙腺が壊れているのは分かっていたが、それでも抵抗した。

「泣かねぇの?我慢すんなよ。」

つくしは司をキッっと睨む。

司は泣きそうな顔で微笑んでいた。

「あんたのそんな顔なんて見たくない。見せないでよ。」

「悪い。」

「謝るな!!  謝って欲しくない。」

つくしは逆ギレしてしまった。

「あんた道明寺司でしょ。我儘で、傲慢で、自分勝手な自己中男じゃない!!」

司は黙っている。

「もっと我儘になってよ。あたしを振り回してよ。・・うぅ、ヒック、あんたらしくしてよ。」

また泣きだしてしまったつくし。


そんなつくしを見て、

「よし、じゃあ盛るか。」

「・・・・・はぁ?」



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しっかり前置き書きますね。
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第ニ章言いたくなければ言わないで② cm(2) tb(0)
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Re:

そうなんですよ。別れって辛い!
今執筆しているんですが、別れのシーンって難しい!!←そっち?!
一度書いたのを消しました。
司の苦悩も書かなきゃなぁと思ってます。
つくし目線だけじゃ話が分からなすぎる。
2次初心者なのに高度なことしてるのかなぁ?と少し不安になってます。
でも、思い付いたエピソードも取り入れたいし、やる気はまだあります。
次のRも上級者に比べれば爽やか〜かもしれません。そんなコメントもいただきました。
とにかく完結!そして長くなり過ぎないように!
さあ妄想フルパワーだぁ
lemmmon
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