甘さとスッぱさと ... 素肌にシャツを着て6
プロフィール

lemmmon

Author:lemmmon
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

<< 素肌にシャツを着て7 main 素肌にシャツを着て5 >>
素肌にシャツを着て6
2016-08-29-Mon
急ぎの客とあって、つくしは急ピッチでシャツを仕上げた。

急いでやることは好きじゃない。
それはミスを招くことだ。

つくしは紳士服のテーラーになる前、一年ほど会社勤めをしていた。
恋人が重役を勤める会社だったが、同じ社屋にいるのをつくしが良しとしなかった。だから本社に近い支社に勤めていた。

日本有数の企業だけあって、社員の教育に力を入れていた。
一日の業務をこなすだけでも大変だったが、社内学習は必須とされ、むやみやたらな時間外を取れる社内ではなかったため、毎日が忙しかった。

人はミスをする生き物。いかにミスを防ぎ、起こってしまったミスにどう立ち向かうか、つくしは社内学習を意欲的に取っていた。

だから、急ぐことは嫌いだった。
顧客にも納品までの時間に余裕を持たせてもらい、それに難色を示した客にも根気よく理解を求めた。当然、離れた客も少なくない。しかし、このこだわりは譲れなかった。

オーナーの菜々子も、そんなつくしを理解してくれていたから急ぎの客を取ることに驚いてしまったのだが、つくしは菜々子の期待を裏切りたくなかった。

そのため、作業の確認にはいつも以上に気を配り、納品が済んでも不手際がないかと不安だった。


次に取り掛かろう、急ぎの客にさほど待たせずに出来た安堵感もあってか、顧客の情報に連絡先以外の詳細がないことに、つくしは気づかなかった。


↓ランキングに参加してます。
にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

第一章テーラーつくし cm(3) tb(0)
Comment
 

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 初めまして😉

コメントありがとうございます。

もちろん期待通りの展開にしますよー

ただ、私なりのラストに持っていくため、ハテナ?になってしまうかも。

長編になりそうで、はしょらなければと必死です。

lemmmon
Trackback
この記事のトラックバックURL
http://lemmmon.blog.fc2.com/tb.php/7-15e92d7d
| |