甘さとスッぱさと ... 素肌にシャツを着て74
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素肌にシャツを着て74
2016-10-04-Tue
このお話、類ファンの皆さんには嫌な展開になっているかもしれません。

他の2次作家さんと違う展開ですが、私の中ではつくつかだし、こう対応すると思いました。

何度も言いますが、つくしは30過ぎた大人の女性です。原作のままではなく成長していると考えてます。





つくしは今度こそムクれていた。

藤岡様の取引相手だから仕方なく来たの。

営業と言ったけどパーティじゃなくて料亭だったのもまぁいいわ。

藤岡様が居ないのは納得、、したのよ。

いえ期待したの。

離婚したのよね。

1年以上会ってないわよね。

「いい加減その仏頂面どうにかなんねえ?」

「牧野、俺と会いたくなかった?」

ニヤニヤと余裕の態度の総二郎とニコッとキラースマイルを投げつける類だが、相変わらずだなとつくしの反応は薄い。

会いたかったか会いたくなかったかと言えばどちらでもない。つくしの目の前には類と総二郎が座っていた。さっきまでのドキドキを返せとつくしはそればかり思っていた。

「もうすぐあきらも来るからよ。司の奴はNYだからな。流石に誘わなかったわ。」

ピクリとつくしは反応する。

「司に会いたかった?」

ジロリと類を睨むつくし。しかし直ぐに目線を料理へと戻す。

「司もさぁ、あきらにもうすぐ会わしてやるって言ったらしいんだよ。でもね、それ言ったの去年の司の誕生日なんだ。離婚もしておいてさ、全然何も言ってこないから俺ムカついちゃって。流石に黙ってらんないから藤岡社長にお願いしたんだよね。」

はぁ?類は何を言ってんの?会わしてやる?去年のあいつの誕生日ってことは最後に来店した後のことだし、あいつも何考えてんのよ。

つくしは逆に司に対してムカついてきた。本当に離婚しておいて会いにも来ない。オーダーワイシャツをやめてから、注文さえ全く無くなったのだ。

つくしの態度に類も疑問を投げかける。

「司に会ってんでしょ。」

つくしの顔はますますブサイクになっていく。

「会ってねぇの?」

総二郎も予想外だという態度だ。

「マジかよ。」

総二郎と類は見合す。総二郎は早まったかと思ったが、類はふぅんと状況を理解しただけだ。

つくしは料理を食べることに集中していた。食べ終わったら帰ってやる。仮にこの人たちにスーツを頼まれても受けるつもりは無かった。そうよ。やるつもりなんてないから断らなきゃ!この人たちってあたしを振り回す天才なのよね。断るためには気合いを入れなきゃとひとり闘志を燃やしていた。

そんなつくしの様子を2人は見ているだけで何も語ろうとしない。その理由は2人それぞれだが、つくしにはどうでも良かった。そのうち料理を食べ終わり、箸を置いたその時、

ガラッ

「悪ぃ遅れた。・・おい牧野?!」

あきらがやって来た。

しかしつくしは気にせず立ち上がる。

「ご馳走様でした。藤岡様の顔を立てて来ましたが、私には話すことなどありませんので先に失礼します。」

そう言ってスタスタと歩いて出て行ってしまった。

あきらは呆然としている。

総二郎は頭を押さえ、類はしらっとしていた。

「え?何かしら牧野怒ってなかったか?おめぇら何か言ったのか?」

「何も。」

「本当かよ。」

「本当だぜ。何も言ってない。ここに呼んだのが俺たちだと分かってからずっと不機嫌でよ。黙って飯食って、で、お前が来てあいつが帰って行った。」

あきらはつくしの座っていた場所に座り、何故こういう経緯になったのか聞いた。そして類が以前パーティにつくしを連れていた藤岡社長に頼み込んだことを聞いた。

「はあ。そりゃ藤岡社長を出せば怒るわな。あいつの顧客だせ。」

「だってさ、司何も言ってこないじゃん。離婚して1年でしょ。あきらにだってもうすぐって言ったって言うじゃんか。」

確かにあきらは司と会って話したことを2人に話した。が、上手くニュアンスが伝わってなかったらしい。

「なら司に言えよ。いきなり牧野を呼び出したらあいつだって面食らうぜ。」

「何でだよ。俺との仲なのに?」

「俺とって、、類、自分は牧野の何だと思ってんだよ。」

「初恋の相手。あと、自分の一部っても言われた。」

「それっていつの話だよ。」

「さぁね。関係無いよ。」

「関係あるわ。何年前の話してるんだよ。牧野が距離を置いてんのは分かってただろ?女共には会ってたらしいな。それってお前は女共以下ってことだ。」

「ちげぇよ。女共以下は違うだろ総二郎。牧野にとっちゃ男はいつまでも司だけだ。俺たちは仲良いけどそれは司有りきだろ。司がいねぇのに牧野が会うはずねぇだろ。」

「何でさ。」

「司が嫌がるからだろ。」

総二郎の答えを聞いて類は口を閉ざす。類にとってもつくしは大切な人だ。司と上手くいってほしい気持ちもあるが、自分への態度はいつまでも変わらないものと信じてたかったんだろう。

「あいつも30だぜ。司一筋って言うとこは信じらんねぇけど、だから他に目なんて向けねぇよ。そんでガキじゃねーんだ、男との友人関係も理解してるだろ。」

「いつまでもお前も牧野ばっかり見てんじゃねーよ。司にも言われたろ。無駄だって。」

「別に牧野だけを見ている訳じゃない。司から奪うつもりもないよ。ただ・・寂しいじゃん。」

まぁなと2人も相槌を打つ。F4プラスつくし。この関係は4人にとって居心地が良く、4人だけの時では物足りなさを感じているのも事実だ。

「はぁ。司が何て言うかな?あいつのことだ怒りまくるんじゃねぇかな?」

「何でだよ。離婚したし、会社だってそれなりに権力持ってるって聞いてるぜ。」

それが類と総二郎の納得いかない点だった。別れた時は確かに司は無力だった。しかし今はそんなことはない。道明寺ホールディングスの実権の殆どを握っている。母親の社長でさえ司のことを認めているのは見てとれた。

「離婚した時点ではともかく、もう牧野と何らか動いても良いんじゃねぇの?司は俺たちに隠しすぎなんだよ。」

隠しているそれが一番の不満なんだろう。あきらにはそう思えてならなかった。しかしあきらには司の一言が気にかかっていた。

「詰めの段階って言ってたぜ。それが何の詰めなのかは言わなかった。会社のことかと思ったけど、案外違うかもな。」

「「違う?」」

あきらは分からないと肩を上げるが、類は何かを思いついたらしい。

「そっか。確かにそうだね。会社はどうにかなっても問題はあるか。」

「は?何言ってんだよ類。問題って何だよ?」

「牧野さ。司は会社の方はどうにかした。後は牧野の方をどうにかしようとしてるってことだろ。」

「牧野の方って・・」

これにはあきらも思い当たったようだ。

「確かに牧野は一般人だ。おまけに元カノだからな。下手に元サヤに戻ったらまた騒がれるかもしれねぇな。」

「おいおい、じゃどうしようもねーじゃん。どーするつもりだ司の奴。」

「それは司のみぞ知るだろうね。確かにあきらの言う通り司に直接聞かなくっちゃいけないみたい。」



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F3登場させました。
コメントで司を懲らしめてって声があったんですが、F3も不満持ってると思い登場。
類の出方に不満を持つ人多いと思いますが、私はこれが普通かなと。つかつくですからね。確かに類は初恋の相手だし、つくしに優しくしてましたが、このお話では距離を取ってます。久しぶりに会って特別なんて私はしません。そんなの違うって声もあろうかと思います。が、すみません!!
m(_ _)m
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第四章シャツが結んだモノ cm(2) tb(0)
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Re:

分かってくれてありがとーー
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
u_re_si_i_de_su
そうそうそう。
私もハテナだったよ。
そこは赤くならずに、どつくところでしょーと。
え?それはやりすぎ?
にゃはは♪
lemmmon
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