甘さとスッぱさと ... 素肌にシャツを着て8
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素肌にシャツを着て8
2016-08-30-Tue
「どうすればいい?」

スーツのジャケットを脱ぎながら、彼はつくしに話しかけた。

つくしは何が何だか分からなかった。

「時間がないんだが。」

「すみません。えっと、あ、ジャケットお預かりします。採寸するので、シャツを脱いで下さい。」

彼は、ボタンに手をやりシャツを脱ぎ出した。

つくしは咄嗟に後ろへ向き、

「では、脱いだら声をかけて下さい。」と、衝立の裏へ回ろうとした。

「時間がない。すぐ脱げる。次はどうする?」

つくしが振り返ると、彼は上半身裸になっていた。

心臓の音がうるさい。

「肌着は脱がなくても結構です。普段通りにお願いいたします。普段は肌着を着てシャツを羽織るでしょう。」

つい声を荒げてしまったが、ハッとした後状況を理解して、

「あ、申し訳ございません。大変失礼なまね、いえ態度を取ってしまいました。」

と、深くお辞儀をし、謝罪した。

動揺しているのがバレバレだ。接客をしていることなど忘れ、自分のブザマさを見られたくない。つくしはそんな気持ちになっていた。

彼は、そんなつくしをただ見ていた。

そして、
「時間がない。次どうするか言ってくれ。」

二人は互いに見つめあった。

2・3分だったであろうその沈黙で、つくしは考えるのを止めた。

「肌着を着て下さい。普段通りの着方で、シャツをお作りします。」

優しい声が出た気がした。つくしは彼への想いを隠さなかった。

「いや、このまま採寸してくれ。」

「え、でも、シャツを…」

「おまえの作るシャツは、素肌の上に着るつもりだ。」


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第一章テーラーつくし cm(4) tb(0)
Comment
 

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Re:

わ、更新してすぐにコメント嬉しい(*^_^*)

てか、更新は予約出来るので今夜の分もすでに予約投稿してるんですよね。

寝落ちしちゃうのでね。

ハピエンにするので、それはまぁ期待して下さい。

ただ、展開が良いかどうかなのよね。

昨日下書きしたのも、みんなどんな反応するかしら? やっぱり批判?なんてビクビクしつつ、浮かんだ妄想を綴ってます。

lemmmon

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Re: 待ってました

私にもそんな時期来るんだろうなぁ。

今のとこ、これ以外にもネタを持っているのでしばらくは大丈夫かな。

でも、まずはひとつの連載?を完結させないと。

初めての二次、完結できたら感動するかも。

つかつくワールド私も大好きなんですよー

きゅんきゅんしたいですよねー
(*^▽^*)

lemmmon
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